中国科学報は記事「まだマクジャクを見ることはできるのか」を掲載した。マクジャクを脅かしているのが紅河流域のダム開発だ。マクジャクの生息地で複数のダム建設が進められている。

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2018年1月、中国科学報は記事「まだマクジャクを見ることはできるのか」を掲載した。

中国で野生のマクジャクが絶滅の危機に瀕している。孔雀にはインドクジャク、マクジャク、コンゴクジャクの3種があるが、中国に原生しているのはマクジャクだけだ。もともとは長江以南に生息していたが、1990年代には生息地は雲南省に限定され、800〜1100羽にまで減少していた。2014年時点で生息数は500羽未満にまで減少し、生息地も紅河支流の数カ所のみとなった。

さらにマクジャクを脅かしているのが紅河流域のダム開発だ。マクジャクの生息地で複数のダム建設が進められている。また山林開発や道路建設に伴い森林が破壊された影響も大きい。果たして野生のマクジャクが中国で生き残ることはできるだろうか。(翻訳・編集/増田聡太郎)