初日首位、トヨタ・ハイラックスの#301 アルアティア。

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年頭のモータースポーツシーンを彩る「ダカール ラリー」が今年も始まった。第40回大会は南米のペルー、ボリビア、アルゼンチンを舞台に、現地1月6〜20日に競技が実施される。初日の四輪部門首位にはトヨタ・ハイラックスを駆るナッサー・アルアティアが立った。

今年で第40回大会を迎えた世界一過酷なラリーレイド、「ダカール ラリー」。かつてはアフリカ大陸が戦いの主舞台で、セネガルの首都ダカールがゴール地としてほぼ定着していた。だが、2008年の第30回大会がアフリカ地域の政情不安等の問題によって中止となり、翌2009年からダカール ラリーは南米開催へと舵を切った。

南米開催10回目となる今年、2018年大会はペルーの首都リマをスタートし、ボリビア、アルゼンチンの3カ国を通る約9000kmの行程が組まれている(天候等で変更の可能性あり)。

現地6日、競技初日のステージ(競技区間)は31kmと短いもので、まだ小手調べといった状況だと思われるが、四輪で3年連続総合優勝を目指すプジョー陣営には早くも波乱含みな状況が発生してもいる。WRCの9連覇王、自身初のダカール制覇を目指すセバスチャン・ローブがブレーキトラブルに遭遇、「とにかくスローに走った。ステージを終えることだけが望みだった」という状態に陥り初日26位(首位と5分37秒差)、やや出遅れた。

他のプジョー勢では、自身3連覇で個人通算8回目となる四輪総合優勝を狙うステファン・ペテランセルが11位で最上位。シリル・デプレが15位、カルロス・サインツが16位となっている(いずれもトップとの差は3分圏内)。

初日、四輪のトップに立ったのは「トヨタGAZOOレーシング 南アフリカ」(TGR-SA)のハイラックスで戦うナッサー・アルアティアだった。過去2度のダカール四輪総合優勝歴を誇るアルアティアは、21分51秒のタイムで2018年最初のステージを制している。TGR-SAのハイラックスは初日1-2発進。彼らが『プジョー3008DKR Maxi』勢を相手にこの先どんな戦いを演じるのか、楽しみなところである。

2018年のダカール ラリーには四輪92台、二輪139台、トラック44台などが参加。競技は現地20日まで続き(12日は休息日)、アルゼンチンのコルドバにゴールする予定となっている。 《レスポンス 遠藤俊幸》