シンガーソングライターのナオト・インティライミが7日、都内でおこなわれた、ドキュメンタリー映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』後編公開記念舞台あいさつに登壇。友人である、サッカー浦和レッズの槙野智章選手が祝福に駆け付けた。この日は監督を務めた加藤肇氏とともに、今年の抱負をしたためた書初めも披露した。

 映画は、ナオトが、音楽を純粋に楽しむ心を取り戻したいとして原点回帰をはかるためにおこなった、アフリカ大陸など世界19カ国の旅に密着したドキュメンタリー映画。前編は昨年公開され、後編は1月5日に公開された。

 この日は公開を記念してナオトの友人である槙野智章選手が祝福に駆け付けた。昨年末は、後編にも出演している、現地サッカーリーグ・ブンデスリーガで活躍するドルトムントの香川真司選手たちとカラオケで楽しんでいたという2人。槙野選手にとってはこの日が仕事初めで、昨年もナオトと一緒だったといい、「昨年はアジアチャンピオンになれました。今年も(仕事初めが)一緒。何かしら良いものが取れるのではないか」と期待を抱いた。

 そんな公私ともに仲が良い2人。槙野選手は映画を見た感想を聞かれ「ナオトさんのこのままの性格、行動力。僕に一番欲しいものです。物怖じしない、どこまでも突っ走っていく姿勢。音楽、楽器一つ、ボール一つでたくさんの出会いがありますし、羨ましい限りです」とその人柄が表れていると語った。

 一方、ナオトは気に入っているシーンとして、マダガスカルで現地の子供たちとサッカーをした際の自身のプレイ。槙野選手からも「うまい! 雰囲気にのまれて能力が引き上げられたと思う」と好評を得たナオトは笑顔。「歌っている場面はカットしていいから、あそこだけは編集に入れて」と監督に懇願したそうで「自分のなかでは6万人のスタジアムでやっている気分だった」と語った。

 映画ではルーマニアでジプシー音楽に触れたのちに、ドイツに渡り、香川選手を訪ね、談話している様子も収められている。劇中ではカットされているが香川選手宅に2泊したという。ナオトは香川選手と「いろいろ話しました」ようで、香川選手の印象を「興味が旺盛というか、アフリカで何を感じてきたのか、というのを聞かれて、地図帳を広げながら夜な夜な話していた」と明かした。

 この日は、3人それぞれが今年の抱負をしたためた書初めを披露した。「4度目のデビュー」と書初めしたナオトは「3回デビューしているんですが、去年、旅を通してたくさんインプットしてきて、もう1回リセットして、今年は4度目のデビューの年だと、そういう気持ちで新人インティライミとして臨みたい。2017年は世界の旅でいろいろと感じてきた、それは映画をご覧になっていただけたら。2018年は今後、日本をくまなく旅をしようとということで、3月から半年間、初めての47都道府県ツアーに出ます。新生ナオト・インティライミを表現する場となっている。ぜひ皆さんに見に来て頂きたい」と語った。

 最後にナオトは「なかなか、ナオト・インティライミの音楽を聴いていないという方や、苦手意識を持っている方にも見ていただきたい映画になっています。旅を通して、あるいは音楽を通して、あるいはアフリカ、ヨーロッパで出会った人々を通して、それぞれの向かっている何かに照らし合わせていただけるようなそんな映画になっています。そして、いつかの世界への挑戦、年甲斐もなく、2017年夢を追い始めました。最後に出てきた『You are』という曲に乗せて、LAのトラックメーカーやソングライターなど曲を作り始めて、いつかの自分の夢に動き始めた。夢を追い始めたのは自分のなかでも10年、20年後に振り返ってもこの旅がキーポイントになっているなと思い返せるようなマイルストーンのようなそんな映画に仕上がっています。ここから始まって、この旅に本当に出て良かったなと思えるのは、今も思っていますが、今年以降の自分の作品やライブを通して表現していきたい」と意気込みを語った。