武田鉄矢

写真拡大

独自の視点で時事問題や芸能ニュースを取り上げるバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)。1月7日の放送では「やっと放送できるスペシャル」として、昨年の未公開シーンを放送し、同時代のミュージシャンである武田鉄矢と泉谷しげるが、昭和歌謡論を展開した。

【写真を見る】泉谷しげるが独特の表現で昭和歌謡を語る

今、10〜20代という平成生まれの若者の間で、1970〜80年代の昭和歌謡がブームだそう。

武田は「昭和の歌は、やっぱりよくできているんですよ。歌詞とかメロディーとかがものすごく巧妙にできていて。日本人がどう変わっていったかが歌で分かる。昔、“自嘲ソング”っていうのがあって、自分のことをバカ扱いする歌っていうのが日本人は好きだったの。

これが面白いんだけど、1980年代後半からは1曲もなくなる。そして、KANさんの『愛は勝つ』くらいを境にして、自分励ましソングになる。てめえの都合ばっかり歌ってる」と、昭和歌謡の傾向を解説した。

一方、泉谷は「昭和歌謡は、やっぱり毒だと思うのよ。ところが、背景で考えると1970年代っていうのは高度成長期でむしろもうかっていくんだよね。なのに、自嘲する歌をなぜ作ったか?“余裕”ですよ。

1980年代っていうのは逆に厳しくなってくる。だから応援してくるわけ。武田が言ったように、歌はまさに成長期を表現している。ただし、いくら懐かしくったって、その時代の歌をいちいち本物が出てったら暑苦しいぞ。やっぱり若いやつが歌ってるからいいんだと思う」と持論を展開した。(ザテレビジョン)