私、清葉アキ子は現在43歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

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1年で60人以上に会ったけど……

婚活サイトを使ったネット婚活を始めてから1年がすぎた。

私自身に問題があって結婚できないのではなく、仕事が忙しくて出会いもないせいで独身のままだった、と思っていた私にとって、婚活サイトは突如として開かれた出会いの場。始めて翌日から「いいね!」が次から次へと来たときは、「これだけの中からよさそうな人だけ会って、半年後にはそのなかからひとり吟味して、きっと1年後には婚約までこぎつけられる。そう、思っていた。

サイトで「いいね!」をくださった何百人ものなかから、生理的に受け付けないタイプの方以外の男性とメッセージのやり取りをし、そのなかで「会いましょう」と言われた方とはもれなく会ってきた。20年以上も仕事を第一優先にしてきた私が、仕事の量を減らしてまで婚活のための時間をつくるほど本気だった。

面会者数60人以上!そのなかには、「こういう感じもいいかも?」という男性も何人かいた。何度か会った人もいたし、お付き合いしてみた人もいる。しかし、1年が経過したいま、私はまだ結婚の約束はしていないし、「この人!」という人にも出会えていない。

そもそも私は、すぐに人を好きになることがない低体温女子。「絶対にこういう人!」という理想を持っていないし、婚活を始めるうえで、そういう概念も捨てた。理想に当て込もうとすると、人をマイナス評価してしまうからだ。会う人会う人のよい部分を見出しながら、自分とならどんな関係性を築けるか、を考えるようにして、彼らとやりとりをしてきた。

これって婚活疲れ!?

やるとなったら本気で徹底的にやるタイプの私。こうやって1年間走り続けた結果、正直、やや疲れてしまった。これが、いわゆる「婚活疲れ」だろうか? 

決して結婚を諦めたわけではない。婚活をやめたいと思っているわけでもない。ただ、人に心や思いを寄せていくこと、人に合わせようとすることに、ちょっと疲れてしまったのだと思う。

婚活サイトに登録している人の多くは、身近に出会いがない、異性がいないという。チャチャッと登録をするだけで多くの異性と知り合うことができるが、マッチングをしてメッセージのやり取りをし、実際は会わないことには、本当の“出会い”にならない。

気軽に始められるというシステム上、こちらは一生懸命やりとりをしていても、相手は軽い気持ちの場合も少なくない。送られてくるメッセージが適当、というわけではない。ただ、どれだけメッセージのやり取りをしても、何回か会っても、どこか希薄な感じがあるのだ。こちらは「いい人であってほしい」という希望をもとに、「どんな人だろう」と相手のことを知ろうと一生懸命やりとりをするのだが、相手はそこまで一生懸命ではないというのが、脱力感に似た疲れを感じる原因のひとつだ。

婚活サイト内にいくらでも“相手候補”がいるとなると、貴重だと思っていた“出会い”がそこまで大事なものではなくなってくるのだろう。

目の前によさげな出会いがあっても、「もっといい人がいるかも」という欲が後ろに見え隠れする。少しでも自分の理想と異なると、まだ出会っていない“その他大勢”に完璧な理想通りの異性がいると思い、新規開拓の旅に出てしまう。

簡単に手に入ったものに対して価値をそこまで感じることができず、いつでもこのレベルなら手に入ると思ってしまい、手放すことに躊躇しない。

サイトで会った男性たちに聞くと、どうやらこういう感覚なのだそうだ。

彼らの心情、わからないでもない。こちらも少なからずそういう気持ちがある。でも、こういう風に思っている以上、出会いの世界が広がっただけ「運命の人探しの旅」は果てしなくなるだけではないだろうか?「一期一会」の精神は婚活市場では消滅してしまっているのだろうか?

真面目に婚活をしている女性ほど、婚活疲れしちゃうんです……。

「一期一会」の精神で婚活に挑む人たちはうまくいく!?婚活サイトに疲れる人って?〜その2〜に続きます。