<サントリー・ヤマハ発動機>前半、大田尾(左)のタックルをかわして突進する松島

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 ◇ラグビー日本選手権兼TL決勝T準決勝・TL総合順位決定T第1節 サントリー49―7ヤマハ発動機(2018年1月6日 大阪・ヤンマースタジアムほか)

 辛口の闘将が珍しく試合内容を褒めた。レギュラーシーズンでは27―24と薄氷を踏む勝利だった相手に、49―7で圧勝。サントリーの沢木敬介監督は「今季一番と言えるくらいのいい前半の入りができた。いい形で(試合を)コントロールできた」と振り返った。

 攻撃のキーワードだったのが「3フェーズアタック」だ。起点から3次攻撃以内でトライを奪うことでテンポを生み出し、相手を圧倒する。前半5分には相手陣でのスクラムから5次攻撃目でCTB村田が右隅へ先制トライ。同12分には相手ラインアウトをスチールすると、公言通りの3次目でFB松島が2トライ目を挙げた。松島は「接戦になりうる試合は(ボールキャリアーの)サポートが大事。積極的に行くことができた」と手応えをにじませた。

 パナソニックは世界一のボールハンターと称されるポーコックを擁する。少ないフェーズでのトライは決勝への布石。沢木監督も「ハングリーにチャレンジする。ポーコックには仕事をさせない」と宣言した。