高島彩、池上彰と核兵器を考える「保有する選択肢もあるのだな」

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池上彰が日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説する好評シリーズ『池上彰緊急スペシャル なぜ世界から核兵器がなくならないのか?』(フジテレビ系)が、1月7日(日)19時30分より3時間にわたって放送される。

去年11月、北朝鮮は核弾頭装着が可能とされた新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行い、過去最高高度およそ4500キロまで到達。金正恩委員長は「核武力完成の歴史的大業を果たした」と実験が成功に終わったと宣言した。また、アメリカの北朝鮮研究機関が、もしも北朝鮮が核攻撃を仕掛けてきたら、その死者数は210万人になるという試算結果も出している。

そこで番組では、相次ぐ北朝鮮の核実験やミサイル発射実験など、日本もひとごとではない核兵器の問題について、池上が基礎から徹底解説。核誕生の歴史から、核兵器が外交カードになってしまったこと、その技術をビジネスにしようとしている国などを明らかにしながら、世界から核兵器がなくならない深い事情を伝える。また、核実験の記録映像も公開する。

このテーマを選んだ理由について、池上は「北朝鮮の核・ミサイル開発が日々ニュースになっており、“これはアメリカに対する抑止力だ”という言い方をしています。でも、核の抑止力や核兵器が世界に広がってしまった理由など、基礎のところは、ほとんど取り上げられることはなかった。北朝鮮の脅威が身近に迫っている今だからこそ、その歴史をたどることで現状を理解すると同時に、各国の不信からこうなったのだと知れば、南米のように信頼を醸成することで非核地帯を増やしていくという動きにもなるのです。知ることで、これから核兵器をなくしていくという長い道のりの第一歩を踏み出すヒント、きっかけになるのではないか」とコメントする。

進行役を務めた高島彩は、収録後「子どもが産まれてからニュースの捉え方も世界の色も変わりました。平和について考えると“核は廃絶すべきだ!”と思いますが、国民や子どもたちを守るために抑止力として核を保有するという選択肢もあるのだなと考えさせられました。母親になり、今は思考がいろいろと巡ってしまって、なかなか答えが導き出せなくなっていますね。“表面上の核を廃絶すべきだ!”ではなく、被爆国日本として子どもたちの未来は、核のない世界であってほしいという希望があります」としみじみ。

また、収録中に出た「微力だけど無力ではない。伝えていくことが大事」という言葉が心に残ったと明かし、「仕事柄、世間にもそうですが、我が子にも伝えることが大事だと改めて思いました。まだ娘たちが小さいので、我が家ではまだそういったシーンはないのですが、もう少し大きくなったら、核についても、皆がなくなるように努めて核がなくなった地域もあるんだよと、地図を見ながら教えたい」と続けた。

池上については「毎回、“池上さんは何人いるんだろう”と思っています(笑)。今回も企画、広島取材、スタジオ回しと本当にお忙しい。でも、誰かに教えたり聞かれたりすることがご自身のエネルギーに繋がる方なのだと思います。“良い質問ですね!”とゲストに言う時が、とても活き活きとしている。それがジャーナリストとしての栄養になっているのだと思います」と語った。