5日、観察者網は「中等強国」を標榜する韓国が日本や中国との外交において「中等強国」らしい態度を取ることができていないと伝えた。

写真拡大

2018年1月5日、観察者網は「中等強国」を標榜する韓国が日本や中国との外交において「中等強国」らしい態度を取ることができていないとする、韓国・梨花女子大学助教授のLeif−Eric Easley氏による文章を紹介した。

同氏によると、韓国は1991年に当時の盧泰愚(ノ・テウ)大統領が「中等強国」という概念を示して以降、歴代大統領が「中等強国としての韓国」を目指して経済成長や外交政策に取り組んできた。しかし、経済力や軍備力、国際協力においては「中等強国」としての力や影響力を持つ一方で、東アジア外交においては「中等強国」の役割を果たせていない。

文章は、韓国が「中等強国」同士として地域の安定のために協力関係を築いて然るべき日本に対して歴史問題や領土問題を掲げて強硬姿勢をとり、大国の中国に対しては「中等強国」として物を言うべきところを言えずに擦り寄りをみせていると指摘した。

そして日本やドイツのように歴史的なしがらみがあるわけでもなく、世界的に見れば経済状況も良好な状況であるにもかかわらず、韓国が「中等強国」外交を展開できない背景として、「地域の一体化を推進しようとして挫折し、地域の主導権を握ろうとして失敗した後発の中等国は、自身がリスペクトを得られる領域の外交を優先する」という傾向を挙げた。後発の中等強国である韓国も、地域協力が停滞する中で積極的な外交が持つ価値を低く見積もっているため、日本や中国に対して「中等強国」らしからぬ外交姿勢を見せているのだという。

文章はまた、韓国が「ある特定の利益を得るために、中等国としての身分や利益、外交政策を犠牲にしている」とも指摘している。(翻訳・編集/川尻)