フィギュアスケート全米選手権、女子シングル・フリースケーティング(FS)。表彰式でメダルを手にポーズをとる(左から)長洲未来、ブラディー・テネル、カレン・チェン、アシュリー・ワグナー(2018年1月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】フィギュアスケート全米選手権(2018 Prudential U.S. Figure Skating Championships)は5日、米カリフォルニア(California)州サンノゼのSAPセンター(SAP Center)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ブラディー・テネル(Bradie Tennell)がほぼ完璧な演技で初優勝を果たし、来月開催される平昌冬季五輪の出場を確実なものにした。

 FSの演技に臨んだテネルは「夢はひそかに(A Dream is a Wish Your Heart Makes)」の楽曲に乗せて次々とジャンプを決めるなどして観客に衝撃を与えると、ショートプログラム(SP)との合計で219.5点をたたき出した。

 長洲未来(Mirai Nagasu)は、トリプルアクセルと3回転ジャンプが決して完璧ではなかったものの、合計213.84点で2位に入り、その安心感で涙をあふれさせた。2010年のバンクーバー冬季五輪に出場しながらも、4年前のソチ冬季五輪を逃した同選手は先日、「(2014年に)代表チームから外れたことで、さらに強いスケーターに成長できました。あれは本当に受け入れがたい出来事でした」とコメントしていた。

 昨年覇者のカレン・チェン(Karen Chen)が合計198.35点で3位に入り、6日に発表される米国代表メンバーの女子3枠目に名乗りを上げた一方で、ソチ五輪に出場したアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)は196.19得点で4位となり、代表入りが微妙な状況に置かれた。

 代表選考委員会が全米選手権やそのほかのメジャー大会の結果を選出基準にするなか、ワグナーは今大会で表彰台を逃した上に、GPシリーズも足の感染症で結果を残せなかった。

 ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド(La La Land)』に乗せて「心を込めて滑った」というワグナーは、「堅実で誇りに思える演技ができました。代表チームに入りたいですし、このポジションには腹が立ちます」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News