あらかじめ、海外の皆さんにこれだけは言っておきたい。日本の銭湯でバスローブを着ることはほぼ皆無。もし似たような衣類を着用したとしても、それは多くの場合「浴衣」と呼ばれるものだろう。たぶん。

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こんなことを言いたくなったのも、海外クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」に『Sento Bathrobe & Slippers』(銭湯バスローブ&スリッパ)なるプロジェクトが出現し、あれよあれよという間に目標金額を達成したのを目の当たりにしてしまったからだ。

ちなみにこのプロジェクトを手掛ける豪州メルボルンのクリエイター「Sento」は、以前にも『Sento Towel(銭湯タオル)』なるプロジェクトを大ヒットさせている。

https://ksr-video.imgix.net/projects/2972889/video-844563-h264_high.mp4

「安楽」というフレーズから始まる彼らの動画。富士山が大写しになったり、日本庭園のシーンがあったりと、たしかに日本っぽい演出がなされているものの、肝心の「銭湯」が登場することはない。まあ、そのあたりは致し方ないのかな。



余計なお世話と知りつつあえてツッコミを入れるならば、「浴衣」の読み方は「ゆかた」であって「やくた(YAKUTA)」ではないはず。もっともバスローブ、スリッパともに綿の詰められたキルティング(綿入れ)やワッフル生地にアレンジされているし、従来の浴衣とは別物なのだと言われれば、もはや反論の余地はない。ちなみにこちらの製品、100%日本製の綿で作られているのだそう。



早割適用のお値段で、スリッパだと47豪ドル(約4150円)から。バスローブは106豪ドル(約9365円)からになるという。この価格が高いのか安いのかもちょっとよくわからないが、“海外から見た日本”という視点でバスグッズを見直したい人なら出資してみるのもいいかもしれない。なお、製品の発送は2018年6月を予定しているようだ。

関連サイト



Sento Bathrobe & Slippers(Kickstarter)

text渡辺 "d." 大輔(編集部)