8日(成人の日)から9日(火)にかけて低気圧が急発達するでしょう。強い寒気も流れ込み、冬の嵐に。日本海側は大雪や猛吹雪に警戒を。太平洋側にも雪雲が流れ込み、積雪となる所も。全国的に寒風が吹き荒れ、厳しい寒さになるでしょう。


爆弾低気圧の恐れ

8日(成人の日)から9日(火)にかけて低気圧が日本海を急速に発達しながら進む予想です。中心気圧が24時間で24ヘクトパスカル以上下がる温帯低気圧をいわゆる爆弾低気圧といいますが、今回も24ヘクトパスカルほど気圧が下がり、爆弾低気圧となる可能性があります。日本付近は次第に冬型の気圧配置が強まり、西日本にも今シーズン一番強い寒気が流れ込むでしょう。


◆強烈寒波 長く居座る

9日(火)は全国的に季節風が強まり、北海道から北陸を中心に大荒れの天気となるでしょう。日本海側は広く雪で、西日本でも大雪となる恐れがあります。見通しのきかない猛吹雪や大雪による交通障害に警戒が必要です。寒気が強いため、九州北部でも雪が降るでしょう。強い季節風にのって、太平洋側にも雪雲が流れ込み、平地でも雪の積もる所がありそうです。大荒れのピークは10日(水)頃までですが、13日(土)頃にかけても寒気が長く居座り、日本海側は積雪がさらに増えるでしょう。
来週は全国的に寒さも一段と厳しくなるでしょう。北海道は広く真冬日(最高気温が0度未満)に、東北も所々で一日氷点下の気温になりそうです。関東の最高気温も10度に届かなくなり、冷たい北風が体にこたえるでしょう。東海から九州でも最高気温は5度前後と震えるような寒さになりそうです。
来週は日本海側は大雪や猛吹雪に、太平洋側も積雪や厳しい寒さに注意が必要です。