◇第54回全国大学選手権決勝

 ラグビーの第54回全国大学選手権決勝(7日、東京・秩父宮ラグビー場)で前人未踏の9連覇を狙う帝京大が6日、東京都日野市のグラウンドで最終調整を行った。19季ぶりに決勝は進出してきた対戦相手の明大は“サントリー流”のボールを継続するアタックが特徴とあって、連続攻撃に対して素早くラインを整えるディフェンスの型を確認。FW、バックスがそれぞれコンビネーションを反復し、メンバーによるタックル練習で締めた。

 今季から学生は日本選手権に出場できなくなり大学選手権決勝がシーズン最後の公式戦となるため、現在の4年生を交えた練習もこの日が最後。岩出雅之監督によるジャージーの授与式を終えると、フッカー堀越康介主将(4年)は「明日は厳しさを前面に出そう。その厳しさを楽しもう」と部員に訴えた。1年生からレギュラーを張ってきたFB尾崎晟也(同)はトップリーグ勢に挑戦する機会が失われたことについて「日本代表に入るとか、1人1人がより高い目標を立てて、基準を下げないようにしてやってきた」と説明。堀越主将は「本当に楽しみ。1年間積み上げてきたものを決勝で出せるのは誇りでもある」と話した。