中国版ツイッター・新浪微博に日本や中国、米国、ドイツの製造業を比較したコラムが掲載された。資料写真。

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中国版ツイッター・新浪微博に日本や中国、米国、ドイツの製造業を比較したコラムが掲載された。以下はその概要。

中国製と聞いて、多くの人は「廉価」「パクリ」「低品質」といった印象を持つ。一方、日本製やドイツ製と聞くと、多くの人は「頑丈」「信頼できる」「高品質」といった印象を持つ。中国では日本やドイツのような高品質な製品を作り出したいという願いはあるが、それには多くの時間が必要となる。果たして中国にはどれだけの時間が残されているのか?。日本やドイツの製造業を違う角度から見ると違う答えが見えてくるのかもしれない。

日本やドイツは技術力に重きを置いており、一つのものを極めるために心血を注ぐ。日本では終身雇用や年功序列といった制度が大きく関係しており、こうした安定した環境の下、日本人は一つのことに多くの時間を費やすことができた。日本やドイツは長い時間をかけ類まれな技術を作り上げたが、こうした技術は大規模に、そして高速に伝承できないという難点もある。

一方の米国はどうか。米国は一つの製品を全て自分たちで作り上げるのではなく、日本やドイツなどの技術大国の部品を取り入れ、最終的に一つの製品を作り出している。米国の製品には日本やドイツ、英国など多くの国の部品が組み込まれているからといって、米国の製造業がこれらの国に及ばないといえるのか?。いや、むしろ米国の製品こそ高品質といえるだろう。なぜなら、米国の製品は世界中の優れた技術や資源を吸い取り完成させたものだからだ。

歴史や文化などの親和性から、中国人は日本のような技術が代々伝承される形に憧れを抱くが、体系的に中国は日本やドイツよりも米国寄りだといえる。

中国は広大な土地と豊富な資源、人口を有している。中国の労働力は流動性が高く、こうした状況に適応するためにも伝達が速く複製しやすい技術を作り出す必要がある。中国の製造業はハイエンドな部品を作り出すことにたけていない。複雑な技術を集約し、いち早く複製することにたけている。中国のような環境下では、職人は生存することは難しいのだ。

日本の技術を発展途上国に持ち込んだとしても、それを使いこなせる人も環境もないが、中国の技術ならそれが可能となる。中国の出稼ぎ労働者の女の子ができる仕事なら、発展途上国の人でもこなせるからだ。中国は現在、米国と似たような発展の道をたどっている。多くの国と交流し、協力することで中国は多くの技術を手にするチャンスがある。経験値が高くなれば、中国製も高品質なものに生まれ変わる。(翻訳・編集/内山)