5日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)で、漫画家・永井豪氏が、教育団体に叩かれても破廉恥漫画を書き続けた理由を明かした。

番組VTRでは、ゲストの永井氏が自身に多大な影響を与えたイタリア・ローマを訪れ、これまでを振り返った。永井氏は1968年発表の漫画「ハレンチ学園」で出世したが、当時の少年漫画としては過激な表現で物議を醸し、スカートめくりなどが流行し社会現象となった。

永井氏はローマを歩きながら「ワイドショーに引っ張り出されて、PTAや先生から『こんな作品を描くな』と叩かれた」と当時を振り返る。22歳だった永井氏が、少年たちも幼少期から性に興味があり、漫画を使い健全な形で発散することで性犯罪防止にもつながると主張するも、相手にされなかったということだ。

「ハレンチ学園」を有害図書に指定するという動きまであり、永井氏は窮地に立たされたそう。それでも永井氏が漫画を書き続けたのは、子どもたちの声援があったからだという。

スタジオの永井氏は「『大人はもっといやらしいのを見ているのを知っている!』とかね。手紙がどんどん来るんです。一生懸命書いてくるんですよね」「何とか応えなきゃという気持ちもあったし『自分が叩かれても出ていこう』と」とそのときの思いを語った。

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