1月7日に食べる「七草粥」。七草粥に使う七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれ、江戸時代から庶民にも七草粥を食べる習慣が広まったといわれています。今回は、そんな七草粥を炊飯器で手軽に作れるレシピを紹介します。

炊飯器のお粥モードで簡単に作れるこちらは、忙しいママに嬉しい時短レシピ。日本のハーブともいわれ、胃腸を整える働きもあるといわれている七草。暴飲暴食が続いて疲れた胃腸の回復にはもってこいの食べ物といえそう。

あっさりと仕上げた優しい味わいの七草粥、今年の無病息災を願って、ぜひ家族みんなで食べてみてくださいね。

■炊飯器で七草粥

調理時間 1時間


レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子


<材料 2人分>
お米 0.5合
水 適量
七草がゆセット(市販品) 1パック

<下準備>
・お米は水洗いし、30分位水につけておく。

・七草がゆセット(なずな・はこべら・ごぎょう・せり・すずな・すずしろ・ほとけのざ)は、サッと水洗いして細かく刻む。


<作り方>
1、炊飯器に水気をきったお米とおかゆの線まで水を加え、お粥モードのスイッチを入れる。ここでは全粥で炊きました。


2、炊き上がったら、七草がゆセットを加えて混ぜる。このまま召し上がる場合は、分量外の塩で味を調えて下さい。


お米の洗い方を少し工夫するだけでワンランク上のおかゆを作れますよ。ポイントは、ボウルにお米を計量したら、たっぷりの水を入れましょう。ここでは混ぜずにすぐに水を流して。お米に水がひたひたになるまで再度入れたら、両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米をこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまで繰り返し、ザルに上げます。ぜひ試してみてくださいね!
(ジェイ真葉)