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圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した戦後の大スター・越路吹雪の波乱に満ちた生涯を描く帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』の放送が、いよいよ1月8日(月・祝)からスタートする。

このほど、ヒロインの絶頂期を演じる大地真央が首都圏の劇場にてクランクイン。シャンソンの名曲であり、越路吹雪の代表曲である『愛の讃歌』を熱唱した。

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大地のクランクインは、なんと越路のリサイタルのシーンから。実は、大スターでありながら、毎回、ステージに立つ直前まで緊張に震えていたという越路吹雪…。いつの頃からか、マネージャーの岩谷時子に背中に指で「虎」の字を書いてもらい、「あなたは虎、お客様は猫」と背中を3回叩いてもらうのがお決まりになっていた。すると、ついさっきまで震えていたのが嘘のように、越路の背筋がスッと伸び、舞台へと向かうその顔は舞台の女王のものとなったのだとか…。

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大地はそんな越路の“繊細さ”と“大胆さ”を象徴するシーンに、撮影初日にして挑むことに…!黒のゴージャスなドレスを身にまとってステージに現れた大地は、舞台脇で岩谷時子役の市毛良枝に背中を押され、意を決してステージへ。

ピンスポットが当たると、スッとシャンソンの女王らしく『愛の讃歌』を堂々と歌い上げる。その熱演に、スタッフや記者からは「鳥肌が立った!」と感動の声が上がっていたそうだ。

◆撮影初日を笑顔で終える!

もともと、宝塚時代からシャンソンとあまり縁がなく、「シャンソンは60歳ぐらいのある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジですね」と語っていた大地。

「私自身、舞台で育ってきたので、実は、劇場はホッとする空間。一言では言い表せないくらい緊張もしましたが、クランクインの場所が劇場だったことで、ちょっとした安心感もありました。越路さんの“思い”を無理なく込めて演じることができたと思います」と撮影初日を笑顔で終えた。

大地による『愛の讃歌』の熱唱シーンは、1月8日(月・祝)の第1話冒頭に登場。伝説の名曲がよみがえる、必見&必聴の場面は見逃せない。

◆「越路さんの“思い”を無理なく込めて演じることができた」

そして、初日の撮影を終えた大地真央は以下のコメントを寄せている。

――クランクインの感想は?
「一言では言い表せないぐらい緊張したので、越路さんの思いをリアルに演じることができたと思います。私もやはり舞台に立つ前はナーバスになりますし、越路さんの気持ちはとてもよくわかります。でも、舞台の前は不安でも、いったんステージに出てしまえば水を得た魚になれる…。それは劇場空間の持つ魔法というか、お客様の持つパワーのおかげですね。お客様に支えてもらっているような感覚です。それは舞台経験者ならば、必ずや感じるものだと思います。

私自身、舞台で育ってきたので、実は、劇場はホッとする空間。リアルに緊張もしましたが、クランクインの場所が劇場だったことで、ちょっとした安心感もありました。越路さんの“思い”を無理なく込めて演じることができたと思います」

――市毛良枝さん演じる岩谷時子さんとのシーンはいかがでしたか?
「舞台に立つ前に市毛良枝さん演じる岩谷時子さんに背中を叩いていただきましたが、越路さんが岩谷さんにそうしてもらっていたその気持ちが、改めてよくわかるなと感じました。監督にご相談して、楽屋のシーンでは、市毛さんの顔を見て一瞬、笑顔を浮かべることにしたんです。時子さんは越路さんにとってはそこにいるのが当たり前の存在ですが、時子さんがいてくれるからこそ落ち着いて安心感がもらえる…。そんな2人の絆を少しでも表現したいなと思いながら演じました」

――『愛の讃歌』をステージで歌った感想は?
「越路さんは演じるように歌われるので、単なるものまねではなく、越路さんの“香り”や“ニュアンス”を表現しようと思い、越路さんが歌っていらしたキーのままで歌うことにしました。シャンソンはある意味、“ひとりミュージカル”のようですね。“歌う”“演じる”“語る”という要素が織り交ぜられていて、それがシャンソンだと恥ずかしくなく表現できるんです。

また、越路さんは毎回、歌い方が違うし、同じステージでも音を変えたりもする…。まさに“心”で歌っていらっしゃるんだなとわかって、とてもカッコいいなと思いました。このドラマでは、越路吹雪さんという女性の心の中にあるものをさまざまな角度から表現できたらいいなと思っています」