【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト1位返り咲き、トラヴィス・スコット&クエヴォ3位初登場

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 テイラー・スウィフトの『レピュテーション』が、返り咲きの首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 2018年度初週の12月2日付チャートから、3週連続で1位をキープした後3位にダウンしたが、先週は2位に浮上し、登場6週目にして再び1位に返り咲いた、テイラー・スウィフトの『レピュテーション』。本作は、たった6週でおよそ190万枚を売り上げ、総ユニット数は2,336,000を獲得している。おそらく、今年の年間チャートでも上位にランクインするだろう。

 続いて2位には、エド・シーランの『÷(ディバイド)』が先週4位からランクアップし、こちらもアルバムはミリオンを達成、総ユニット数は2,764,000となった。この記録は、昨年の年間チャートで首位を獲得した、ケンドリック・ラマーの『DAMN.』が獲得した2,747,000ユニットをわずかに上回っていて、集計期間を除外し総合的にみれば、エド・シーランが年間チャートを制したことになる。

 3位には、ミーゴズのクエヴォとトラヴィス・スコットのコラボ・アルバム『ハンチョ・ジャック、ジャック・ハンチョ』が初登場。初動ユニット数は90,000で、そのうちアルバムの売上が17,000枚と、ほとんどがストリーミングによるポイントだった。アルバムの視聴回数が好調だったことで、本作に収録された楽曲が計7曲、今週のソング・チャート(HOT100)にランクインしている。

 先週の63位から5位へジャンプアップしたのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラック。アメリカでは2017年12月20日に公開され、映画のヒットを受けて同サントラ盤も売上を伸ばした。また、1月7日に開催される【第75回ゴールデン・グローブ賞】で、<作品賞(ミュージカル/コメディ部門)>など計3部門にノミネートされていることもあり、今後もヒットが期待できる。年末年始は新譜もほとんどリリースされていないため、首位獲得も十分狙える。『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日に日本公開予定。

 一方、音楽賞の【第60回グラミー賞】(日本時間1月29日開催)関連では、<年間最優秀アルバム>にノミネートしたケンドリック・ラマーの『DAMN.』(16位→9位)や、ブルーノ・マーズの『24K・マジック』(37位→30位)などが上昇し、次週以降はシングル/アルバム・チャートともに、ノミネート作品の上昇が予想される。

 グッチ・メインがサプライズ・リリースした新作『El Gato: The Human Glacier』は、クリスマス・ウィークと重なったことや、プロモーション不足などもあり、初登場28位と10月にリリースしたばかりの前作『ミスター・デイヴィス』(初登場2位)から順位が急落した。今年は、さらにハイペースでアルバムを発表するようで、早くも新作『The Evil Genius』をリリースするとアナウンスしている。

 今週で、クリスマス・アルバムがチャートから姿を消すが、ホリデー最終週もアルバムの売上は好調だったようで、ペンタトニックスの『ペンタトニックス・クリスマス』(6位)や、マイケル・ブーブレの『クリスマス』(12位)、マライア・キャリーの『メリー・クリスマス』(18位)などが上位にランクインしている。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、1月5日22時以降予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『レピュテーション』テイラー・スウィフト
2位『÷(ディバイド)』エド・シーラン
3位『ハンチョ・ジャック、ジャック・ハンチョ』トラヴィス・スコット&クエヴォ
4位『リバイバル』エミネム
5位『グレイテスト・ショーマン』サウンドトラック
6位『ペンタトニックス・クリスマス』ペンタトニックス
7位『スリル・オブ・イット・オール』サム・スミス
8位『ザ・ビューティフル・アンド・ダムド』Gイージー
9位『DAMN.』ケンドリック・ラマー
10位『ストーニー』ポスト・マローン