【ビデオ】メルセデス・ベンツ、正式発表を間近に控えた新型「Gクラス」の動画や情報を公開!

【ギャラリー】2019 Mercedes-Benz G-Class Off-Road18


メルセデス・ベンツは北米国際オートショーで予定されている正式発表に先駆け、新型「Gクラス」の情報と写真や動画を公開した。ボディをカモフラージュで覆われ、オーストリア・シェークルの山道を走るその姿は、オフロード性能の高さが強調されている。もしかしたら、次期型Gクラスはラグジュアリーで気取ったクルマになるという懸念を沈めるためかもしれない。

メルセデスは、新型Gクラスが今回もラダーフレームを採用し、3つの100%ディファレンシャル・ロックとローレンジ・レシオを備えることを明らかにした。ただし、リア・サスペンションはソリッド・アクスルを引き続き採用するものの、フロントは新たにダブルウィッシュボーン式の独立懸架になっているという。ダブルウィッシュボーンでも大きな最低地上高を確保するため、エンジニアはサブフレームを使わずにそれらを直接ラダーフレームに固定した。そのロア・アームを可能な限り高い位置に取り付けるため、ボディはストラット・ブレースを入れて強化されているという。一方で、新設計されたリア・アクスルは、左右にそれぞれ4本のコントロールアームと1本のバナールロッドで固定されている。本質的に、これらはすべて「新型Gクラスもモンスター級のオフロード性能を備えているが、オンロードでは1978年の陸軍輸送のようなドライブではなくなるだろう」ということを示唆しているわけだ。いずれ分かるだろう。

さらに新型Gクラスには、「Gモード」と呼ばれる機能が新たに搭載されている。これは3つのデファレンシャル・ロックの1つが作動もしくはローレンジが選択されると、すぐに自動的に切り替わり、他のドライブ・モードでも設定変更が可能な可変ダンパー、ステアリング、スロットル、トランスミッションが、オフロード性能を最大限に発揮できる設定となる。もちろん、これは新しい技術というわけではまったくない。しかし、昔のゲレンデ・ヴァーゲンからすれば物凄く新しい。


新たに明らかになった他の点は、メルセデスではお馴染みのトルクコンバーター式9速オートマチック・トランスミッション「9G-TRONIC」が、新型Gクラスにも採用されるということだ。メルセデスによれば、ソフトウェアがGクラスに合わせて専用に開発されており、ワイドなギアレシオが高速走行時の静粛性や燃料消費削減に貢献する。この9G-TRONICに直接フランジ・マウントされている新開発のトランスファー・ケースは、通常のドライブ時にはトルクの40%を前輪に、60%を後輪に配分する。4輪駆動はフルタイムで稼働する。

40km/h以下の速度で使用可能なローレンジは、トランスミッションのスイッチで切り替える。するとトランスファー・ケースのギア比がハイレンジの1.00から2.93に変更される。従来のGクラスでは2.1だったので、かなり低くなっている。

さらに新型Gクラスには、ランドローバーのラグジュアリーなオフローダーのように、360度のオフロード・カメラが装備され、ライドハイトや勾配、車両の角度、ステアリング・アングル、コンパス、デファレンシャル・ロックの状況などのデータを読み取り、同モデル用に特別に設計されたオフロード・スクリーンに表示する。

1月14日に北米国際オートショーが開幕すれば、さらなる情報が明らかになるはずだ。



By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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