昼食会に向かう文大統領=5日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、北朝鮮問題について、「これまでのように柔弱に対話だけを求めない」とし、「強力な国防力をベースに対話を推進し、平和も追求していく」と述べた。高齢者でつくる全国組織「大韓老人会」関係者を招いて青瓦台(大統領府)で行われた昼食会で言明した。青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。

 また「北の問題はもちろん難しいが、さらに難しいのは内部意見の分裂」とし、文政権の対北朝鮮政策への支持を呼びかけた。

 文大統領の発言は、対話のための対話ではなく、南北関係の改善や北朝鮮核問題の解決など、朝鮮半島の緊張緩和のための実質的な成果を出すための対話をするとの意思を強調したものと受け止められる。

 また北朝鮮の挑発を抑止し、対話の場に引き出すためには、強い国防力が前提という点を強調しながら、一方では北朝鮮と対話することについて国内世論が分裂することを防ぐという強い意思を示したものとみられる。

 文大統領は9日に開催される南北の高官級会談について「性急な判断や期待は禁物だが、可能であれば南北関係の改善と朝鮮半島の平和の転機にするため最善を尽くす」とし、「平昌五輪を平和の五輪にし、さらに北核問題も平和的に解決し、朝鮮半島に平和をもたらす一年になるよう努力する」と強調した。