リオデジャネイロ五輪、テニス男子シングルス準々決勝。リターンを打つトーマス・ベルッチ(2016年8月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】男子テニスのトーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci、ブラジル)が4日、昨年9月にドーピング違反で5か月の出場停止処分を受けていたことを明かした。ベルッチ本人は、薬局で購入したマルチビタミン剤に陽性反応を示した禁止薬物が含まれていたと主張している。

 世界ランク112位につける30歳のベルッチからは、昨年7月に行われたスウェーデン・オープン(SkiStar Swedish Open 2017)出場時に利尿薬のヒドロクロロチアジド(hydrochlorothiazide)が検出された。処分は今月31日までとなっている。

 これまでツアー4勝を挙げ、過去には世界ランク21位に上り詰めたベルッチは、不正行為はなかったと主張している。

 声明でベルッチは「自分の過失でないことは示した。自分に有利に働いたり、テニスの公平なルールを破るような物質やサプリメントの類いは摂取したことはない」としている。

 昨年8月の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)初戦敗退後はプレーしていないベルッチは、アキレスけんの負傷のために欠場すると発表していた。

 ベルッチの弁護士は、国際テニス連盟(ITF)は4年間の出場停止を科すこともできたが、ベルッチの「高い評判」と医療的、科学的な物証の存在もあり、処分は最小限なものになったとしている。
【翻訳編集】AFPBB News