ASUS ProArt PQ22UC

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 ソニーとパナソニックの有機ELパネル開発部門の統合で2015年1月に設立したJOLEDは1月5日、ASUSに21.6型の4K有機ELディスプレイパネルのサンプル提供を開始したと発表した。プロ向け中型モニタ市場で、有機ELの製造方式のひとつである印刷方式の浸透を狙う。
 1月9日から12日に米国・ラスベガスで開催されるコンシューマ・エレクトロニクスショー「CES 2018」で、ASUSが発表するプロ向けディスプレイ「ASUS ProArt PQ22UC」に使用される。

 ピュアRGBストライプの配列を備えた高い色純度が特徴で、デジタルシネマ規格DCI-P3カバー率99%の高彩度による忠実な色再現性を実現した。10ビット色深度による暗い黒と明るい白のコントラスト比は100万:1。最速0.1msの高速応答性をもつ。

 「印刷方式」とは、有機ELの材料を印刷で塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルで多様な画面サイズへの展開が容易とされる。JOLEDは、主流の蒸着方式による製造が難しい中型サイズの有機ELパネル市場で、印刷方式の浸透を図る。

 同社は16年に有機ELの開発試作ライン(基板サイズG4.5)を立ち上げ、量産技術の確立と生産性の向上を実現。17年4月に初の21.6型4Kパネルのサンプル出荷を、また12月5日には製品出荷を開始した。