ワルツで華やかな年明けを ウィーン・リング、シェーンブルン宮殿オケ、新国オペラ「こうもり」

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 新年の始まりに相応しい華やかなニューイヤー・コンサートが、2018年にも多く開催される。ニューイヤー・コンサートでもお馴染み、ワルツの国・ウィーンからやってきたアンサンブルやオペラ作品を特集する。

 元旦に毎年恒例で衛星中継されるウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」。この看板プレイヤー達だけでなる特別な「ミニ・ウィーン・フィル」ともいうべきアンサンブルが、1月6日にニューイヤー・コンサートを行う「ウィーン・リング・アンサンブル」だ。シュトラウス一家やランナー、ツィーラー、レハールをはじめとするウィーンのワルツやポルカにフォーカスをあてて演奏するために結成されたこのアンサンブル。ウィーンまで行かずとも、ニューイヤー・コンサートの最も美味しいところだけを日本にいながらにして味わうことのできる機会になりそうだ。

 1月11日には、2回目の来日となる「ウィーン・シェーンブルン宮殿オーケストラ」がニューイヤー・コンサートを行う。オーストリアの首都ウィーンにある世界遺産シェーンブルン宮殿に、1997年に設立されたオーケストラで、世界中でのコンサートを行っている。ワルツ王ヨハン・シュトラウス?世の楽曲を得意レパートリーとしており、今回もプログラムには「皇帝円舞曲」「美しく青きドナウ」などお馴染みの楽曲が。原曲版に近い形で演奏するスタイルも特徴のひとつだ。そして今回は、オペラやオペレッタで大活躍の2人のスター歌手、ソプラノのアイジンガー、バリトンのシュピーゲルを迎え、華やかな歌声とユーモラスな演出も加わって、彩り豊かなステージが繰り広げられる予定。

 1月18日からは、年末年始の風物詩でもあるヨハン・シュトラウスII世によるオペレッタ「こうもり」が新国立劇場にて開幕する。アイゼンシュタインはウィーン国立歌劇場他、世界で活躍するアドリアン・エレート。ロザリンデはウィーン・フォルクスオーパーの看板歌手エリーザベト・フレヒルが初登場。オルロフスキーには2017年「ばらの騎士」で瑞々しくも凜々しいオクタヴィアンで観客を魅了したステファニー・アタナソフが出演。指揮はウィーン出身のベテラン、アルフレート・エシュヴェ、そして演出は歌手としても活躍したハインツ・ツェドニク。「こうもり」で4役を演じた経験から本演目のエキスパートとも名高い演出家である。美しいワルツやポルカ、アール・デコ調の華やかな美術や衣裳の舞台が、わたしたちをウィーン貴族の夜会へと誘ってくれるだろう。

◎公演情報
【ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤーコンサート2018】
2018年1月6日 14:00
サントリーホール

【ウィーン・シェーンブルン宮殿オーケストラ ニューイヤー・コンサート2018】
2018年1月11日 19:00
会場:東京オペラシティ コンサートホール

【新国立劇場 開場20周年記念公演 2017/2018 シーズンオペラ ヨハン・シュトラウス?世「こうもり」】
2018年1月18日〜28 日 全5公演
会場:新国立劇場オペラパレス