完成イメージ図=台湾港務ウェブサイトより

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(台北 5日 中央社)洋上風力発電を推進するために中部・台中港(台中市)で建設が進められている3カ所の専用埠頭のうちの一つが来年第1四半期に完成する見通しであることが分かった。同港を管理・運営し、台湾電力に埠頭を提供する台湾港務(高雄市)が2日の定例記者会見で明らかにした。

同社によると、最も早く完成するのは昨年6月に着工した5A埠頭。発電機上部の組み立てなどに使われるという。同じ役割を担う5B埠頭も2020年第1四半期の完成予定。

このほか、材料・部品の出入荷用として関連企業に提供される106号埠頭の工事も昨年12月から始まっており、こちらは2020年末ごろの完了が見込まれている。

台湾は2025年までの脱原発を目指し、再生可能エネルギー計画を積極的に推進している。台湾電力は洋上風力発電において、2025年に1ギガワット、2030年までに1.8ギガワットの導入目標値を定める。台中港では洋上風力発電機600基の組み立てが行われる予定で、規模としては東南アジア最大級だという。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)