40型以上の大型テレビは4K対応がスタンダードになるだろう

写真拡大

 2017年のデジタル家電・家電のトレンドを振り返りつつ、18年に本格的に立ち上がりそうな5つのジャンルをピックアップした。
 なかでも今年、大きく盛り上がりそうなジャンルはテレビ。今年12月から4K/8Kの実用放送がスタートすることもあり、40型以上の大型テレビは4K対応がスタンダードになるだろう。「Netflix」や「AbemaTV」などの有料/無料のインターネット配信が浸透しつつあるとはいえ、高齢者や幼児のいる家庭など、幅広い層をカバーするテレビ放送波のインパクトは大きく、買い替え促進の起爆剤の一つとして期待が高まっている。

 黒が美しい自発光パネルの有機ELを採用したハイエンド4Kと、小売店のPB商品を含め、画質にこだわりつつ、機能を抑えた低価格4K、異なる2つの方向性で注目を集めた。

 「Google Home」に続き、「Amazon Echo」が日本でも販売開始。本家以外のメーカーからも一通りの機種が出揃い、口コミが増える2018年が本格的な普及元年だ。

 ファーウェイのSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」と、その後継機種「HUAWEI P10 lite」がヒット。ハイエンドモデルでは、ダブルレンズカメラ搭載機種が増え、各社それぞれ異なるアプローチでカメラ機能を強化している。

 従来の掃除機のイイトコ取りの新タイプ「コードレスキャニスター」が登場。数年前から「共働き世帯の三種の神器」と呼ばれるロボット掃除機も、Wi-Fi連携による遠隔操作で初期購入層の買い替えを刺激しそうだ。

 プリンタ本体を安く売り、使っているうちに、必ず補給が必要になるインクで儲ける従来のビジネスモデルを見直す動きが出ている。

 エプソンは、2017年秋から、法人向けで好評だった大容量インクタンク搭載モデルのラインアップを拡充し、SOHOやホームユース向けに売り込む。メリットが徐々に知られるようになれば、「自宅でのプリント」が見直されるはず。PC本体を買い替えるきっかけの一つにもなるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)

※『BCN RETAIL REVIEW』2018年1月号から転載