ンアントニオ・スパーズのマヌ・ジノビリ【写真:Getty Images】

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40歳ジノビリが味方に出した“パス”がそのままダイレクトでリングにイン

 米バスケットボールのNBAで、新年早々に珍ショットが生まれた。ゴール下の選手に出した浮き球のパスが、そのままゴールにダイレクトイン。審判も一度はボールがリングに弾かれたと勘違いしてしまう一瞬の出来事を米メディアが動画付きで紹介すると、ファンから「今まで見たことがない」「夢かと思わせてしまったのか」と驚きの声が挙がっている。

 いったい、何が起こったのか。そうつぶきたくなるような珍場面が発生したのは、現地時間1月2日のニューヨーク・ニックス-サンアントニオ・スパーズ戦だった。

 敵地に乗り込んだスパーズは78-67とリードを奪い、第3クォーターも残り25秒弱。チーム最年長となる40歳のマヌ・ジノビリは、トップの位置からゴール下のポジションを取った味方に浮き球のパスを出した。ボールはやや低めの軌道でゴールへ向かうと、身長211センチのラマーカス・オルドリッジがジャンプして目いっぱい伸ばした左手の上を通過。そのまま、ダイレクトでリングへと吸い込まれた。

 しかし、ニックスの選手はゴールが入ったことが分からなかったのか、勢いよく転がったボールを拾い上げると攻撃を展開。ディフェンスに戻ったジノビリが、大声を上げながらゴールが入ったことを懸命にアピールし、プレーが止められて審判がビデオ判定を行う事態となった。

 これには、通算1000勝以上を誇る百戦錬磨の名将グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチも、頭を抱えながら思わず苦笑い。改めて映像を確認すると、ジノビリの左手から放たれたボールは、物の見事にゴールを射抜いている。記録上も3点シュートと認定され、81-67として同クォーターを終えた。

再生回数120万を突破…ファンも騒然「なんておかしな出来事なの」

 米スポーツ専門放送局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」は、公式ツイッターで「マヌのショットは本当に信じられないものだった。なので、レフェリーは本当に信じることがなかった」と動画付きで紹介。再生回数は120万回を突破し、ファンからも驚きの声が挙がった。

「今まで見たことがないようなシュートだったのは確かだ」
「偉大なプレーで夢かと思わせてしまったのか」
「なんておかしな出来事なの」
「パスのようにしか見えなかったからな…」
「向かってくる相手に思わずディフェンスしてしまうあたりはさすがプロだ」

 ベンチスタートのジノビリは12得点をマークし、100-91の勝利に貢献。NBA16年目の大ベテランは、2018年も魅惑のプレーで楽しませてくれそうだ。

【動画】パスがシュートに早変わり!? スポーツセンター公式ツイッターが紹介したジノビリのレフェリーをも欺く“幻惑珍ショット”(THE ANSWER編集部)