中国人旅行客による「爆買い」はすでに落ち着きを見せたとされるが、日本を訪れる中国人の数は年々増加傾向にある。日本政府観光局によれば、2017年1ー11月の訪日中国人の数は前年同期比14.2%増の679万1500人に達し、この時点で16年通年の数字を上回った。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人旅行客による「爆買い」はすでに落ち着きを見せたとされるが、日本を訪れる中国人の数は年々増加傾向にある。日本政府観光局によれば、2017年1ー11月の訪日中国人の数は前年同期比14.2%増の679万1500人に達し、この時点で16年通年の数字を上回った。

 これだけ多くの中国人が訪日する一方で、中国人からすれば「日本人はあまり中国に旅行に来ない」と映るようで、訪日旅行が人気の中国とは「あまりに対照的」だと感じられるようだ。中国メディアの今日頭条は4日、中国人と同じく、日本人も旅行好きであると指摘する一方、日本人の間で人気がある渡航先は台湾であり、中国ではないと悔しさをにじませる記事を掲載した。

 日本旅行業協会(JATA)が12月21日に発表した資料によれば、日本の年末年始の海外渡航先で最も人気だったのは前年に続いて「台湾」だった。この調査はJATA会員会社の307社を対象に、年末年始の人気の渡航先を調査したもので、台湾は「近くて安心な旅行先として年代、旅行の形態問わず人気」だったという。

 中国は前年の18位から今年は10位まで順位を上げたが、中国では日本が人気渡航先ランキングで常に上位に名を連ねることを考えると、日本と中国では相手国への旅行という観点で人気に大きな差があることが分かる。

 記事は、日本人にとって「台湾は快適に過ごせる渡航先として人気」であると伝え、これは台湾人が日本人に対して友好的だからではないかと主張。また、台湾には数多くの伝統が残り、食べ物も美味しいと評価されていると紹介する一方、日本人の間で中国旅行の人気が高まらないのは「中国では日本人に対して非友好的な事件がたびたび起きているからではないだろうか」と主張。過去に中国で起きた反日デモを示唆したうえで、日本人の人気渡航先ランキングで、台湾に大きく水をあけられている事実に悔しさをにじませている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)