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アルファ・ロメオ・ジュリエッタ(イタリア)

実にスタイリッシュなセダンで、このクルマが搭載するのは1290ccのツインカム・ユニットと推測される。ただし、最高速度は160km/h程度に留まる。

ランボルギーニ・ウラカン(イタリア)

イタリア警察は2台のランボルギーニ・ガヤルドを配備していることが知られていたが、そのうちの1台が高速追跡中にクラッシュ。それでもめげずに、残されたガヤルドをウラカンに更新した。ノーズには冷蔵設備を備え、しばしば移植用臓器の運搬に使用される。

ボルボV90(スウェーデン)

ボルボは乗用車販売開始の2年後である1929年、スウェーデン警察への車輛供給を開始した。最新のV90は、おそらく過去最高性能のスウェーデン製パトカーだろう。公式テストでは、ブレーキ/ハンドリング/高速走行の各項目で、10点満点中9.2点をマークした。

ランボルギーニ・アヴェンタドール(ドバイ)

スーパーカーの導入例が多いドバイ警察。BMW i8やアウディR8 V10、マクラーレンMP4-12Cなどを揃えるが、それらを圧するオーラを放つのがアヴェンタドールLP700-4だ。

BMW 530d(ドイツ)

ドイツはもちろん、イギリスでも警察での採用例が多い5シリーズは、覆面パトカーでもしばしば見かける。覆面車は、パトカーマニアにとってもひときわ興味を惹かれる存在だろう。たいていの獲物は逃さない速さを備えた530dは覆面車で使うのにピッタリ。5シリーズが販売台数の多いありふれたクルマである点も、隠密行動には好都合だ。

フォルクスワーゲン・ビートル(ドイツ)

ドイツでパトカーに多く供されたモデルといえば、ビートルにとどめを刺す。かつては国内のあらゆる街角で見かけたといってもいいほどだ。1970年には、英国の警察にも売り込みをかけたフォルクスワーゲンだが、当時は英国のメーカーも多くが健在だったため、その牙城を崩すことはできなかった。

ランドローバー・レンジローバー(イギリス)

フル積載のトラックを路上から排除する能力もあるだけに、1970年代の交通警察はレンジローバーを数多く配備していた。発売直後の1971年4月に導入したチェシャー州警察が、その先駆けとなった。

ジャガーFタイプ(アメリカ)

アメリカのディーラーチェーンであるエルダー・オートモーティブ・グループは毎年、殉職警官に敬意を表し車輛を寄贈。2014年には、ジャガーFタイプV8 Sをヘイゼルパーク市警に贈呈した。これは、追跡中の事故で命を落としたグラント・ウィテカー保安官助手に捧げるものだ。

ポルシェ918スパイダー(ドバイ)

世界最速レベルの逃走車に対応するなら、追う方のクルマもそれなりに考えなくてはならない。ドバイ警察がアストンマーティンOne-77やベントレー・コンチネンタルGT、ポルシェ918などを導入するのは、そうしたハイパーカーが一般ユーザーにも多く購入されているからだ。

フォードF-150ポリス・レスポンダー(アメリカ)

アメリカにおいて、最も売れているクルマであるフォードF-150は、最初にして唯一の追跡用ピックアップ・トラックでもある。このポリス・レスポンダー仕様は、アップグレード版ブレーキやオールテレイン・タイヤ、380psの3.5ℓV6を備え、160km/hを超えることが可能だ。2018年春の導入開始は2018年春の予定。アメリカ旅行の際は、ルームミラーに映るのがピックアップでも油断のないように。

ブガッティ・ヴェイロン(ドバイ)

ドバイ警察のドライバーが、いかに高度な訓練を受けているかは不明だ。しかし、2台が導入されているヴェイロンのステアリングホイールを任せられるには、おそらく余分にトレーニングを求められるだろう。

デイムラーSP250(イギリス)

1960年代初頭、スコットランド・ヤードの交通課はこのグラスファイバーボディの2シーター・スポーツカーを相当数導入した。いずれも驚くほどフレキシブルな2.5ℓV8を積み、高速セダンで逃走する犯罪者の追跡に活躍した。

トライアンフTR4(イギリス)

かつて、警察車輛に多くのオープン・スポーツカーが導入されていたのは、逃走車に負けない速さだけでなく、警官の姿をよく見せてパトロールすることによる犯罪抑止力にも期待してのこと。サウスエンド・オン・シー警察は1962年に、1台のTR4を導入した。

ライカン・ハイパーカー(アブダビ)

アラブ首長国連邦のパトカーといえば、ドバイのなんでもありぶりが話題になりがちだが、アブダビも負けてはいない。なにしろ、世界でたった7台しか生産されず、お値段340万ドルというライカン・ハイパーカーを導入してしま 名前(required) メールアドレス(required) ウェブサイト メッセージ

ったのだから。なお、生産元のWモーターズはレバノンで設立されたが、現在は拠点をドバイに置いている。

MGB(イギリス)

こちらは1.8ℓ仕様のスタンダードなMGB GTだが、V8仕様の覆面車はよく知られた存在で、一般ドライバーたちはパトロール中のそんな2シーター・スポーツカーには遭遇したくないと思ったものだ。MGの工場があったオックスフォードシャーのアビンドンを管轄するテムズバレー警察でも、かつては覆面仕様のMGB GT V8を使用していた。

アルファ・ロメオ・ジュリアQV(イタリア)

517psの2.9ℓV6をノーズに収めたジュリアQVは、0-100km/h=3.9秒。最高速度307km/hを謳う。しかも、すこぶるレスポンスに優れたクルマだ。これに乗ったカラビニエリにロックオンされたら、逃げ切るのはあきらめるのが賢明だ。

アルピーヌA310(フランス)

1970年代のフランスは、交通事故死の多さで知られた。1976年には1万4000人以上が命を落としたという。2016年には3469人だったのだから、この数字がいかに多いものかわかるだろう。そこで、速度違反や悪質な運転を取り締まるため、警察はこのA310を導入。2.7ℓV6は150psを発揮した。1977年に7台が納入され、少なくとも2台が、いまも保存されている。

日産フェアレディZ(日本)

フェアレディZ の2.4ℓモデルである240Zは、1971年に日本で発売された。標準仕様のほか、豪華版の240Z-Lと、オーバーフェンダーや空力に配慮した『Gノーズ』を備えた240Z-Gを設定。72年3月に神奈川県警が高速隊へ配備したのは、最高速度210km/hを謳った240Z-G。最終的に、37万940km/hをオドメーターに刻んだ。

ポルシェ924(ドイツ)

ハッチバックを備えた924は、それまでのポルシェには望めなかった実用性を手に入れた。2.0ℓエンジンを積むそれは、最速レベルのスピードなど望むべくもないが、ハンドリングには優れ、訓練を受けた交通警官の手にかかれば、死に物狂いで逃げる犯罪者を追い詰めるだけの性能を発揮した。