3日、北朝鮮側との通話状態を確認する韓国の関係者(統一部提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者によると、韓国と北朝鮮は5日午前9時半(日本時間)ごろ、南北軍事境界線がある板門店の連絡チャンネルで通話をした。北朝鮮から韓国が提案した南北高官級会談についての言及はなく技術的な点検だけを行い、通話は終了したという。

 ただ、韓米首脳は前日の電話会談で、平昌冬季五輪中の定例合同軍事演習見送りで合意しており、北朝鮮が近く何らかの反応を示すとの見方が出ている。

 統一部関係者は「きょうは(韓国が提案した南北高官級会談について)北が返答をする可能性が高いと思う。軍事演習の延期も北が判断する重要な要素の一つになり得る」と話した。

 板門店の連絡チャンネルは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前政権が2016年2月に南北経済協力事業・開城工業団地の操業を全面中断したことに北朝鮮側が反発し、遮断していた。しかし、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日、「新年の辞」で2月の平昌五輪への代表団派遣や対話の可能性を示唆したことを受け、韓国政府が高官級会談の9日開催を提案。北朝鮮は3日、板門店の南北直通電話を1年11カ月ぶりに再開させた。