ポルシェ、開発中の電気自動車「ミッションE」に3種類のパワーユニットを用意
ポルシェが2019年〜2020年に発売を目指して開発中の電気自動車「ミッションE」について、自動車情報サイト『Automobile』が新たな情報を伝えている。

ミッションEには、どうやら複数のバリエーションが用意されると言われていたが、『Automobile』は"情報筋から聞いた話"としてさらなる詳細を伝えている。ポルシェは、最高出力が300kW(402hp)、400kW(536hp)、500kW(670hp)という3種類のミッションEを計画しているようだ。

発売当初は全車が4輪駆動となるが、遅れてエントリー・レベルの後輪駆動モデルが追加されるらしい。現在開発中の前輪駆動用ユニットは、最高出力160kW(215hp)と最大トルク300Nmを発生し、短時間であれば440Nmにブーストすることができる。後輪駆動ユニットは2種類が用意される見込みで、標準モデル用は最高出力240kW(322hp)と最大トルク340Nm、高性能バージョンではそれぞれ320kW(429hp)と550Nmを発揮するという。

ポルシェはミッションEのために2速トランスミッションを開発しており、オプションでリミテッドスリップ・リア・ディファレンシャルを装備することもできる。最もパワフルなバージョンは0-60mph(96.6km/h)を3秒台半ばで加速し、最高速度は250km/hに達するそうだ。

我々が以前、ポルシェから聞いた話によると、ミッションEは、同社のラインナップで「911」と「パナメーラ」の間に位置するとのことだった。そして今回、ミッションEはパナメーラより小型であるにも関わらず、電動パワートレインを採用するパッケージングのお陰で、車内の広さは同等になることが明らかになった。プロジェクト・リーダーであるStefan Weckbach氏は『Automobile』に対し、「(ミッションEの)量産モデルは、基本的にCセグメントのセダンですが、室内空間の広さはDセグメント並みです」「見た目は911に似た雰囲気を感じさせると同時に斬新なプロポーションで、パナメーラより明らかにコンパクトであるにもかかわらず、非常に上手く空間を活用しています」と語っている。

これは意外なことではない。有名デザイナーのヘンリック・フィスカー氏やルーシッド・モーターズのエンジニアも、電動パワートレインによってパッケージングの効率性やデザインの自由度が高まるということについて語っている。

ポルシェ ミッションEは、エントリー・レベルのテスラ「モデルS」に近い7万5,000ドル(約850万円)〜8万ドル(約900万円)からという価格になる見込みだ。

By JOHN BELTZ SNYDER

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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