ちゃんと歯を磨いて、舌も磨いて、歯間ブラシも使ったからオーラルケアはバッチリなはず。それなのに口が臭う、喉から口臭がするという経験はないでしょうか。風邪の時などに感じるかもしれません。口臭よりも厄介な喉からのニオイについて調べてみました。鼻炎もちの人は注意が必要なようですよ!

鼻腔や扁桃腺の異常が喉のニオイを招く

喉からニオイが発生する原因として有名なのは、鼻腔や扁桃腺の異常によるものです。鼻腔に関しては、菌の粘膜感染によって炎症を起こす急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、そしてアレルギー性鼻炎などがその具体例として挙げられます。急性副鼻腔炎が慢性化すれば蓄膿症となり、その膿自体から臭うため、喉から嫌なニオイが発生するようになります。鼻腔のニオイ原因物質が喉に嫌な臭いをもたらすわけですね。

次に扁桃腺に関してですが、喉の入り口付近に位置する扁桃腺は、外部から来る細菌から身を守るため、いわゆる免疫物質の粘液を分泌させています。この粘液に細菌が繁殖すると、膿汁という臭い原因物質となり、喉の嫌な臭いの原因となるのです。更にこの粘液に食べ物カスなどが混じると膿栓、いわゆる臭い玉とされるものが発生するので、これもまた喉の臭いの原因となってしまいます。

鼻水や胃液が原因となることも

鼻水や胃液が喉の臭いの原因となることもあります。通常鼻水は鼻の穴のほうに流れるようになっていますが、これが時に後ろの喉のほうへ流れてしまうことがあります。これを後鼻漏といいます。鼻水が喉へへばりつき細菌が増殖すると嫌な臭いの原因となります。ちなみに後鼻漏は蓄膿症やアレルギー性鼻炎が原因となって発生するようです。そして胃液に関してですが、ストレスや食生活の乱れ、肥満、姿勢の悪化などが原因で起こる逆流性食道炎においても、胃液の逆流により喉の嫌な臭いの原因となり得ます。一度胃液が逆流するとその後炎症に伴う細菌増殖で更に臭いが継続的に発生するようです。

喉のニオイを防ぐには

喉からの口臭を防ぐには、上述した各器官の異常に関して耳鼻咽頭科にて診療を受けることが第一です。次に喉の清潔・湿潤を保つ心がけが重要となります。具体的には積極的に水分を補給する、喉の奥のうがいをする、食事でよく噛む、ガムを噛むなど。これらを心がけることで喉が原因の口臭を大幅に低減させることができます。また意外かもしれませんが、リラックスを心がけることやストレスを溜めないことも大切です。ストレスや緊張状態の時に人は交感神経が優位になり喉が渇きやすすくなり、口の中も乾燥に傾きます。でもリラックスしている時、つまり副交感神経が優位な時は唾液の分泌量も増え、口の中は潤い、免疫も上がるのです。

もちろん大前提の口内環境の清潔はしっかり心がけておくようにしましょう。吐く息にも自信を持つためには、口の中だけでなく、体の内側からのケアがマストであることがお分かり頂けると思います。

writer:サプリ編集部