3日、中国メディアの観察者網が、台湾の蔡英文総統はなぜ日本語でツイートするのかについて分析した投稿文を掲載した。資料写真。

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2018年1月3日、中国メディアの観察者網は、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統はなぜ日本語でツイートするのかについて分析した投稿文を掲載した。

記事は2017年の春節の時、蔡英文総統が日本語で新年のあいさつをツイートし、中国のネットユーザーから批判の声が多数出たことを紹介。17年に蔡英文総統は全部で289回ツイートしているが、主に英語で、次に日本語でのツイートが多かったと指摘した。

その上で、具体的な日本語でのツイートの例を紹介。例えば、2月には22回のツイートのうち2回は日本語で、そのうちの1回は「今年の台湾ランタンフェスティバルでは、日本の伝統文化も見られています。いっそう盛り上がれました!」と投稿している。

記事は、すべての投稿が蔡英文総統本人によるものではなく、その多くがスポークスマンや原稿チームによるものもあって、本人は時折参加するだけだと紹介。通常の議題に対する質問はスポークスマンが直接回答するが、それ以外のことについてはフェイスブックとツイッターで発表しており、フェイスブックは主に台湾向け、ツイッターは海外向けに発信しているとした。

その上で、日本語での投稿は「効果があるようだ」と分析。「リツイート」、「いいね」の数が多く、特にコメントは「異常に多い」といい、これを日本語で投稿する理由の一つとして挙げた。

また記事によると、蔡政権を支える人たちが日本語を重視することは「理解できる」ことだという。というのも、「国際社会の中で台湾のことを気に掛けるのは米国を除けば日本ぐらいしかいないから」だという。

しかし昨年、日中戦争の発端となった盧溝橋事件が発生した日である7月7日に、北九州での豪雨災害に対するお見舞いを日本語でツイートしたことは、理解に苦しむと結んだ。(翻訳・編集/山中)