海外挑戦を選んだ井手口 photo/Getty Images

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2018ロシアワールドカップまであと半年に迫った段階で、ガンバ大阪に所属する日本代表MF井手口陽介は海外挑戦を選択した。イングランド2部のリーズ・ユナイテッドに移籍し、そこからスペイン2部のクルトゥラル・レオネサにレンタル移籍することが決まっている。

井手口は日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督のお気に入りの1人で、このままガンバ大阪でプレイを続けていれば確実にワールドカップのメンバーに入れただろう。まだ21歳と若いこともあり、ワールドカップが終わってから移籍を選択すればいいのではないかとの意見もあった。しかし井手口は昨年11月のブラジル代表、ベルギー代表との親善試合で大きな実力差を感じ、海外挑戦したいとの思いが強まったのだという。あの世界との差を感じた欧州遠征からまだ2か月も経っていないが、井手口の決断力と行動力は驚きだ。

そんな後輩の思い切った決断を日本代表DF長友佑都も称えている。長友は自身のTwitterで、「この時期に海外挑戦する井手口陽介の決断って普通ならできない。W杯まで半年で、言葉もわからない異国の地に挑戦する。もうすでにW杯より先にある自分に挑戦してる。普通じゃないから、先を行く。こういう強い信念とサッカー人生に腹くくった若手がどんどん出てきてほしい」とコメントし、井手口の大胆さを他の若手にも見習ってほしいと感じたことを明かしている。

井手口はあまり言語の準備をしていないとも明かしており、パフォーマンスでチームメイトや指揮官の信頼を勝ち取る考えだ。この移籍がロシアワールドカップに良い形で結びつくかは分からないが、井手口のような大胆さこそJリーグでプレイする若手選手に必要なものなのかもしれない。