大坂、体調不良を乗り越え激戦を勝利[ホップマンカップ]

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国別対抗大会「ホップマンカップ」の第6日目、グループBの第1試合、日本対ロシアが行われ、女子シングルスで大坂なおみ(日本/日清食品)とアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が対戦。6-4、3-6、7-6(5)で大坂が勝利した。

「ホップマンカップ」は、オーストラリアのパースを会場に、今大会については2017年12月30日から2018年1月6日にかけて行われる男女混合で競う国別対抗戦の大会。参加チームは男女1名ずつの2人からなり、日本は杉田祐一(日本/三菱電機)と大坂なおみがペアを組んでいる。

大坂は序盤からしっかりと攻めていき、幾度となくチャンスを作るもブレークには至らずお互いにキープする展開が続くが、第10ゲームにブレークし、第1セットを先取する。

第2セットもお互い譲らない展開となる。第4ゲーム、大坂がデュースにまで持ち込むも、パブリウチェンコワは落ち着いてエースを決めるなどしてキープする。第7ゲーム、ニューボールに変わってすぐ、大坂は0-40と追い詰められると、パブリウチェンコワにそのままラブゲームでブレークされてしまう。
大坂は先日の体調不良が尾を引いているのか、少しずつ精彩を欠いたプレーが続き、ベンチでもぐったりと椅子にもたれかかるシーンも見られ、ここから連取を許して第2セットを3-6で落としてしまう。

迎えた第3セット、大坂は苦しい様子もありながら、第1ゲームでいきなりブレーク。続く第2ゲームではデュースまで持ち込まれるも、なんとかキープすることに成功すると、少しずつ調子を取り戻したように見えた。13本のラリーを制したり、エースを決めたりと、第4ゲームではいつもの大坂が戻ってきたように思えたが、パブリウチェンコワも黙ってはおらず、第6ゲームでブレークバックし、決着はタイブレークへと持ち越された。

タイブレークでは大坂がリードするとパブリウチェンコワが追い上げるという、こちらも一進一退の攻防が続く。が、最後は力強いフォアハンドが決まり、大坂の勝利となった。

試合後のインタビューで大坂は「体調不良だったが、試合に出られたことが嬉しい」と語った。

試合はエキジビションとは思えない、白熱したものとなった。大坂の体調が少し気がかりではあるが、これだけの熱戦を繰り広げてくれた大坂がミックスダブルス、あるいは今後の大会でどのような試合を見せてくれるのか、期待させてくれる内容だった。

現在、同じグループBではスイスとアメリカが2勝同士で並んでおり、今夜の直接対決で決勝進出が決まる。
日本は、1月2日に行われたアメリカ戦で大坂が先に棄権したため、代わりに入ったマディソン・イングリス(オーストラリア)が杉田と組んで勝利したミックスダブルスの試合自体は勝利したものの、記録的には負けとなっており、敗退がすでに決まっている。


(テニスデイリー編集部)

※写真は女子シングルスで勝利した大坂なおみ
(Photo by Paul Kane/Getty Images)