サプリや健康食品の素材、5年で15%成長

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 富士経済(東京都中央区、清口正夫社長、03・3664・5811)は、サプリメントや健康食品などの原料に使われる生物由来成分・素材50品目の市場が、2022年に17年見込み比15・0%増の2572億円になるとの予測をまとめた。機能別では、運動器や脳についての成分が伸びる。スポーツや抗疲労・滋養強壮関連の成分も堅調に推移する。

 22年に運動器関連は同9・5%増の683億円となる。ヒアルロン酸やコンドロイチン、コラーゲンなどがけん引する。脳機能は同22・7%増の303億円。ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が伸びる。

 スポーツ関連は、同18・4%増の148億円。抗疲労・滋養強壮は同22・5%増の299億円と見込む。消費者が疲労を改善する意識を高めていることや、20年の東京五輪・パラリンピック開催が追い風になる。アミノ酸の一種であるBCAAやL―アルギニンなどが伸長する。

 生物由来成分・素材50品目の市場は、13年には1793億円だった。富士経済は機能性素材の需要がサプリ向けだけでなく、徐々に一般加工食品へ広がったことが市場拡大に寄与したとみている。今後もこうした傾向は続く見通しという。