4日、楚天都市報によると、米国から帰国する飛行機内で急病人を救護した中国人夫婦に機長から驚きのプレゼントが贈られた。写真はユナイテッド航空機。

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2018年1月4日、楚天都市報によると、米国から帰国する飛行機内で急病人を救護した中国人夫婦に機長から驚きのプレゼントが贈られた。

12月31日、米ニューアーク発北京行きのユナイテッド航空UA89便がグリーンランド上空に差し掛かったころ、機内で急病人が発生したとのアナウンスが流れた。夫と一緒に乗っていた60代の周(ジョウ)さんは、客室乗務員に医師免許を所持していると申し出た。

倒れたのは米国で調理師をしていた43歳の中国人男性。肺がんを患い17年5月に左肺の切除手術を米国で受けたが肝臓へ転移。中国に治療のため帰国するところだった。周さんは男性の体勢を整え、落ち着かせながらツボをマッサージ。しばらくすると徐々に病状が落ち着き、1時間もしないうちにほぼ正常な状態を取り戻した。

安全面から、機長は緊急着陸して患者をロシアの病院に搬送しようと考えていたが、患者の男性は早急に帰国して治療を受けたいとの希望を口にした。そこで、周さんは夫と共に「緊急着陸の必要はない。患者の状態は北京まで耐えられる。第三国の病院で治療を受けると患者は帰国できなくなる可能性があるうえ、飛行機が遅延し他の乗客にも迷惑がかかる。コストも増える」などと機長を説得。機長はこの提案を受け入れ、フライトを継続することを決めた。

その後、機長は周さん夫婦の協力に感謝を示し、2人の座席をファーストクラスにアップグレードしたという。

同機は1月1日午後3時ごろ北京首都国際空港に着陸。男性も無事だった。周さん夫婦が降機する際、機長自らやってきて握手をして見送ったという。(翻訳・編集/北田)