スパイクを放つ高松工芸・井戸裕貴(6)=4日、東京体育館(福島範和撮影) 

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 「ジャパネット杯 春の高校バレー」第70回全日本バレーボール高校選手権は4日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で開幕し、男女の1回戦40試合が行われた。

 都代表は男子の東洋が高松工芸(香川)を振り切って勝利。女子は文京学院大女が金蘭会(大阪)にストレート負けを喫した。5日の2回戦では、男子は東亜学園が石川県工(石川)、駿台学園は愛工大名電(愛知)、東洋は近江(滋賀)と対戦。女子は下北沢成徳が京都橘(京都)、八王子実践が四天王寺(大阪)と戦う。

 3年連続27回目の出場となる東洋は、持ち味の鋭い攻撃と粘り強い守備で要所を押さえ、試合を有利に進めた。第1セットでは、最高到達点330センチの横山が繰り出す強烈なスパイクや、主将の大洞、大筒などが躍動し、得点を重ねる。最終的に10点以上の大差をつけて、危なげなく第1セットを奪った。

 続く第2セットの序盤では、高松工芸(香川)の堅いブロックに苦しめられ、思うようにペースがつかめない。しかし、中盤からは、巧みなトス回しやレシーブでボールをつなぎ、スピード感のあるプレーで相手を翻弄。その後は本田のサービスエースや、横山、高田の強打で点差を押し開き、食い下がる高松工芸を25−21で振り切った。

 ○東洋・赤羽博監督「選手たちが(試合で)よく動けていた。自分たちのバレーを最大限にやってきたので、勝てたと思う」

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 2年生中心のメンバー構成で臨んだ文京学院大女は強豪・金蘭会を相手に奮闘したプレーを見せたが、涙をのんだ。

 第1セットは、金蘭会の強力なスパイクと高さのあるブロックに圧倒され、試合序盤から苦しい展開となり、15−25で落とした。

 巻き返しを期した第2セットでは、センターの佐藤やライトの奥山を中心に安定した攻撃を展開。中盤では試合の流れをつかみ、点差を開ける場面もみられた。

 しかし、レシーブの乱れが目立つなど度重なるミスで徐々に点差を詰められ、18−25でストレート負けを喫し、初戦突破はかなわなかった。

 ●文京学院大女・吉田岳史監督「先にこちらにミスが出てしまったのが敗因だと思うが、落ち着いてよく打ち、頑張ってくれた」