3日、制御不能になった中国の人工衛星が地球に落下する可能性を指摘する海外メディアの報道について、環球網は中国の専門家が「デマだ」と批判の声を上げていることを伝えた。写真は天宮1号の模型。

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2018年1月3日、制御不能になった中国の人工衛星が地球に落下する可能性を指摘する海外メディアの報道について、環球網は中国の専門家が「デマだ」との声を上げていることを伝えた。

記事が「年明け早々、西側メディアが…」と問題視したのは、「制御不能の天宮1号が2018年に地球に落下する」という報道で、「衛星の大部分は大気圏突入時に熱で燃え尽きるが、一部残骸が地面に落下する可能性がある」「中国は衛星をコントロールできなくなっており、最終的な落下地点は予測できない」などと伝えられた。さらに、「有害物質を含む残骸が落ちて来る可能性もある」との指摘が出ているという。

記事によると、匿名を条件に取材に応じた同専門家は「天宮1号が制御不能になったとの情報を中国当局は発表していない。海外メディアの関連報道はデマだ」とし、「任務を終えた宇宙機は通常、地上からのコントロールを受けて南太平洋の指定海域に落ちる。中国はこの分野で一定の経験を持っている」と強調。「燃え尽きなかった天宮1号の部品は制御された状態で南太平洋の指定海域に落ち、この過程で大型の残骸や毒性の高い物質が生じることはない」と説明したという。

記事はまた、関連機関が発表した天宮1号の軌道に関するデータを取り上げ、同衛星がコントロール下にあること、関連機関がその状態に関心を払っていることを伝えている。(翻訳・編集/野谷)