1月2日・3日の2日間にわたって行われた、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、青山学院大の4連覇で幕を閉じた。ネットでは祝福の声が響き渡る中、多くの上位常連校のシード落ちに、次の予選会の激戦を予感させると早くも盛り上がりをみせている。

 

総合10位以内に入賞すれば、次回の箱根駅伝に予選会なしで出場できる権利を手にすることができるシード権。毎回、その枠をめぐり数々のドラマが生まれるが、今年は例年よりも順位の変動が激しく見る者の心をとらえた。中でも、難病を抱えながら10位の中央学院大に14秒届かなかった順天堂大4年の花沢賢人選手の激走、9年ぶりにシード落ちした駒澤大の4年生・工藤有生選手が蛇行しながらも襷を渡す姿が注目を集めた。

 

結果、今年は、順天堂大、駒澤大、神奈川大、國學院大、中央大、大東文化大、山梨学院大、国士館大など、数々の上位常連校がシード権を逃すというまさかの展開となった。

 

Twitterでは、

 

“久しぶりに真面目に箱根駅伝の順位見たら、上位校イメージの大学の半数がシード落ちでいなくなってる常連校もあってビックリ……”

“数年前まではほとんど無名だった青学大が4連覇する一方、10年程前まで優勝校の常連だった駒澤大、順天堂大がシード落ち。”

 

と驚きの声が相次いでいる。さらに、

 

“中央、山梨学院、大東文化など、さらに今年出場を逃した日大や明治などを加えた大学が出場する予選会は大変なことになりそう!”

“シード確定した時点で秋の箱根駅伝予選会が本戦以上に大激戦になることも確定”

 

と予選会の激戦を予想する声も上がっている。

 

第78回大会(2002年)の結果を見ると、優勝が駒澤大、後に2位・順天堂大、4位・中央大、5位・大東文化大、6位・神奈川大、9位・山梨学院大学、10位は予選落ちで本選に出場できなかった日大と続いた。この年以外にも、トップ10にはこれらの大学の名があることが多い。上位常連校が、ほぼそっくりそのままシード権を逃しているのだから、ユーザーたちが衝撃を受けるのも無理もないだろう。

 

今年の本選に進めなかった専修大、亜細亜大なども加わり群雄割拠の様相を呈する今秋の予選会。青山学院大の5連覇を阻止し天下をとる学校がこの中から現れるのだろうか。

(山中一生)

 

■関連リンク

第94回箱根駅伝|日本テレビ

http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html

第78回 箱根駅伝 2002

http://www.ntv.co.jp/hakone/78/sokuhou.html