清風対不来方の第1セット、スパイクを放つ不来方・田中主税(3)=4日、東京体育館(福島範和撮影) 

写真拡大

 不来方は主将のセッター南谷を中心に、時間差や速攻を織り交ぜた多彩なコンビネーション攻撃を展開。

 死力を尽くしたが一歩及ばず、1回戦で涙をのんだ。

 不来方は第1セット序盤、春高に向けて強化したジャンプサーブを武器に、好調な滑り出しを見せた。しかし、清風の堅実なプレーを前に徐々に点差を広げられ、17−25でこのセットを落とす。

 第2セットは大接戦だった。サイドからは只野や伊藤の強打、センターからは196センチの新谷の速攻が相手を圧倒。高いブロックも効果的に決まったが、サーブやレシーブでのミスが響き、惜しくも22−25で敗れた。

 ●不来方・佐々木幸浩監督「序盤は硬さがあったが、攻めの姿勢で最後まで戦い抜いてくれた。今のベストは尽くせた」

     ◇

 盛岡誠桜は佐賀清和をフルセットの接戦で制し初戦を突破した。

 第1セットは中盤まで点差が開かない一進一退の攻防が続いた。菅原の相手の穴を突く巧打が光り、向井の強打で相手のブロックを崩してセットを先取。

 続く第2セットは僅差で落とす。第3セットは序盤に菅原が強打とプッシュを使い分ける巧みな攻めで4連続得点。流れを引き寄せた。たまらず佐賀清和がタイムアウトを2度使用して立て直しを図るも、勢いは止まることなく9連続得点で相手を圧倒。終盤に2点差まで追いつかれたが、最後は佐々木・高橋らの好ブロックで相手を抑えた。

 ○盛岡誠桜・伊藤崇博監督「最後(の大会)にかける選手たちの思いが結果に結びついた。2回戦は相手より先に点を取りたい」