「フィギュアスケート・全米選手権」(3日、サンノゼ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、ブレイディ・テネル(19)が73・79点で首位発進を決めた。10年バンクーバー五輪代表の長洲未来(24)が73・09点で2位につけた。一方で14年ソチ五輪代表のアシュリー・ワグナー(26)は65・94点で5位と出遅れ、2大会連続五輪出場へ、ピンチに陥った。

 ワグナーは冒頭の連続3回転で後半のジャンプの着氷が乱れた。その後はSP「Hip Hip Chin Chin」にのり、ダンサブルに舞ったが、得点は伸ばしきれなかった。右足首のけがで昨年11月のスケートアメリカを欠場し、今大会に備えてきたが、痛恨の出遅れとなった。

 現地メディアの「NBCスポーツ」は「ワグナーが危機にひんした」と見出しで報じ、「このままの順位であれば、ワグナーは再び選考委員会に頼らざるを得なくなる」と、見解を示した。ワグナーはソチ五輪シーズンの14年全米選手権でも4位だったが、実績によって五輪代表に選考された経緯がある。

 米国女子の平昌五輪出場枠は3。今大会の成績と、今季全体の成績を加味して、選考される見込みだ。