2017年に購入したガジェットの中で印象的だったのが、ニコンのデジタル一眼レフカメラ『D850』です。夏も終わりに差し掛かろうという9月初旬、衝撃的に発売されたD850ですが、当初は見送る予定でした。

しかし、作例やスペックだけでなく、コストパフォーマンスに優れた価格にリプレイスを決心。手元に届いたのが一月後の10月初旬でした。その前に使っていた機種は同じくニコンの「D800」で、下取り時に保証書を確認したらおよそ5年使っていたことになります。

その前の機種はやはりニコン「D200」。こちらも5年ほど使った後での乗り換えでしたので、5年周期に買い替えが進んだということになります。

D800に買い替えた時は「これで10年戦える」と思っていたのですが(実際あと2、3年は現役のつもりでした)、D800のリセールバリューがあるうちに下取りに出したほうが良いだろうという判断のもと、D850に買い替えました。

多少話が前後しますが、D850を購入するきっかけの一つが、評判の高い新型望遠レンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を初夏に購入したこと。このレンズにより、D800のボディ性能に若干の不満が起きていたのです。なによりも連写性能とバッファの解放速度が遅いというのが悩みの種でした。

連写性能を補うためにD500を買い増そうかと思っていた矢先にD850が登場したので、是非もなし!ということで、買い替えに踏み切ったというわけです。



しかし、げに恐ろしきはカメラ沼。ボディ性能が上がると次に欲しくなるのがレンズの性能です。それまでは「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」と上述の「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」。そして望遠レンズとしてシグマの「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」を使用していたのですが、後者は過去の記事の通り、最近のレンズと比べると若干の不満を覚えました。

また、様々なカメラのレビューをしたことで広角レンズの優位性も感じ、やはり広角レンズも欲しいと思うに至り、シグマの「12-24mm F4 DG HSM」を購入。



さらに超望遠レンズも欲しい、ということで、シグマの「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」や、ニコン純正の「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」あたりを迷いましたが、望遠側はより遠くをとりたいことと、現時点で純正を購入する余裕がないため、比較検討の結果「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」を購入するに至りました。



広角端と超望遠をシグマにしたのは、現時点では取材時などで使用頻度の高いレンズをニコン純正とし、超広角や超望遠などの局地戦で使用するものはコストパフォーマンスの高いものを使用するという資金のステ振りの都合です。



D850の購入時は、下取りなどを使ってお買い得価格で入手できた......と思いましたが、このようにレンズ二本を追加で購入したことで、結局買い得になった分の資金はレンズに化けてしまいました。

そして、さらに困った問題が。せっかく高性能機とレンズを入手したのですが、高機能に腕が追いつかない状態となってしまいました。高解像度・高画素ゆえに手振れなどのアラが目立つようになったことと、そして約4575万画素という解像度の高さからRAWデータが重くなり、必然的に処理時間がより必要になったため、設定をきちんと行って撮影しないと後工程に時間がかかるようになったことによります。

来年は、せっかくの高性能機を持て余さないように腕を磨きたいと思います。