「AOG湘南里帰りミーティング」は、オーテックジャパンの製造したクルマのオーナーが参加することができる招待制のコミュニティ「オーテック・オーナーズ・グループ(AOG)」のオフ会として毎年秋に開催しているイベント。

今年も11月18日、大磯ロングビーチ駐車場で開かれ、会場にはミニバンからコンパクトカー軽自動車、スポーツカーや限定生産のスペシャルなモデルなどが勢ぞろいした。

全国の日産のディーラーで、普通の日産車と同じように気構えることなく、通常の日産車同様の保証もついて、一つこだわった性能や外観、かゆいところに手の届いた機能を備えたこだわりの一台を製造しているオーテックジャパン。ここで製造されたクルマのユーザーは、単に「日産車に乗っている」という以上にオーテック車に乗っているという愛着とこだわりを持っている人が少なくない。

AOGもそんな愛車に対する思いのたけが活発にやり取りされる場所になっていて、このミーティングはそんなオーナーが主人公でオーナー同志、またオーナーとメーカースタッフの交流の場として、今では大人気のイベントだ。湘南茅ケ崎に本拠地を構えるオーテックジャパンから全国に「嫁いでいったクルマが年に一度里帰りする場所」というこのイベントも今回で12回目。

回を追うごとに人気は高まり、限られた駐車スペース故、最近ではエントリーの後抽選で参加車輌を決定しているほどだ。今回も事前の参加者名簿で400台と762名がエントリーした。

当日はあいにくの雨模様。そのため、メインステージなどで予定されていたコンテンツの多くが残念ながら中止に。その分、屋内や傘をさして愛車の周りで談笑したり、エンジン開発ブースや生産部などのテントブースを巡ったり、さらには屋内のトークショーを楽しむなど、それぞれが思い思いの時間を過ごしていた。

今回から、最新の人気モデルや、精悍な外観とNISMO仕込みのさらにこだわりの走りもオプションでチョイス可能なノートe-POWERモードプレミアをはじめ、社内の技術継承と様々なクルマ作りの示唆を有志で形にするサークル活動「ワクワクモータース」で作られ、市販されなかった特別なモデルの同乗試乗体験ができるコーナーなどが設けられ、事前申し込みで当選した人のみではあったが、参加者からかなりの好評を博した。

会場時間を前にすでにかなりの参加者が大磯ロングビーチ駐車場の入り口に集合した。

一番乗りはジャンボタクシーを改造したキャンピングカー。前日の23時ころには到着していたとのことだ。メーカーが出かける理由も提供する。これからのイベントのスタイルでは大切な要素ではないだろうか。

車種ごとに続々と会場に。駐車エリアは事前申し込みでの参加車両リストをもとに決定される。参加者は各々の決められた駐車位置にクルマを進めていた。

ノートの最新特別仕様車「ノート・シーギア」。最新のモデルのお披露目もこのイベントの楽しみ。かといって「売り込み」ではないニューモデルの展示は、純粋にファンを有機的にリピーターに変えている。日産車というか、ここに参加するようになって「オーテック車」を買換え、増車するユーザーも少なくないという。

日産車をベースに手塩にかけて世に送り出した名車たちも毎年ここに参加する。昨年、オーテックジャパン創立30周年に合わせて30台限定で生産された「マーチボレロA30」も10台以上が集った。

地元神奈川県警からも、すでにパトロール業務からは外れているものの、オーテック車であるスカイラインGT-R40thアニバーサリーのパトカーが里帰り。参加車に安全運転の啓蒙を行った。

チューンナップだけではなく、特別なボディや、機能を持たせたクルマなど、ここにくると手掛けるクルマの幅広さ、仕事のレパートリーの豊かさを実感する。非常にポピュラーな日産のエンブレムを掲げながら、一味も二味も違う「ステルス性」もオーテック車の魅力だ。

(中込健太郎)

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