Apple Watchの最新モデル、Apple Watch Series 3の一部ユーザーが、病院の集中治療室(ICU)で装着していると、Apple Watchが再起動を繰り返す不具合があると報告しています。

Apple Watch Series 3、病院のICU内で装着すると再起動を繰り返す

病院のICU内で勤務するApple Watch Series 3ユーザーが、Apple Watchを装着していたところ、60分から90分ごとに再起動する症状が出ている、と米メディア9to5Macが報じています。
 
情報を提供した読者は、Apple Watch Series 3の交換以降も、同様の問題の発生を報告しているとのことです。
 
Appleのサポートコミュニティの掲示板には、2017年10月頃から同様の問題が報告されており、Apple Watch Series 3のGPS+Cellularモデル、GPSの両方で発生している模様です。
 
これらの情報から9to5Macは、ICU内に設置されている医療用電気機器から発生する電磁波がApple Watch Series 3の動作に何らかの影響を与えている可能性があると指摘し、問題への対処方法として、各種通知の受信はできなくなるものの、ICU内ではApple Watchを機内モードに切り替えることを提案しています。
 
また、今後のソフトウェアのアップデートで問題が解決するだろう、と予測しています。

Appleは医療用機器との干渉について注意呼びかけ

Appleは、Webで公開しているApple Watch ユーザーガイドの中で、「安全性に関する重要な情報」として、医師や医療用電気機器メーカーの指示に従うよう呼びかけています
 
ユーザーとしては、医療機関などの指示に従い、必要に応じてApple Watchなどの通信機器は持ち込まない、電源を切るなどの対応をしましょう。
 

医療用電気機器への干渉  Apple Watch には電磁場を発生させる部品および無線送信機が含まれています。Apple Watch、一部のバンド、Apple Watch 磁気充電ケーブル、Apple Watch 磁気充電ケース、および Apple Watch 磁気充電ドックには、磁石が含まれています。こうした電磁場や磁石はペースメーカーや除細動器などの医療用電気機器と電波干渉を起こすことがあります。
 
医療用電気機器と Apple Watch、そのバンド、Apple Watch 磁気充電ケーブル、Apple Watch 磁気充電ケース、および Apple Watch 磁気充電ドックとの間には、安全な距離を保ってください。お使いの医療用電気機器に特有の情報については、医師および医療用電気機器メーカーにお問い合わせください。
 
Apple Watch、Apple Watch のバンド、Apple Watch 磁気充電ケーブル、Apple Watch 磁気充電ケース、および Apple Watch 磁気充電ドックが、ペースメーカーや除細動器などの医療用電気機器に干渉している疑いがある場合は、それらの使用を停止してください。

Apple Watch、心臓発作の兆候を検出して人命を救った事例も

Apple Watchは、装着していた男性の心臓発作の兆候を検知し、ユーザーが一命を取り留めるなど、実際に人命を救ったケースも報告されています。
 
今後は、心電図測定が可能になると予測されているほか、針を使わずに血糖値が計測可能になることで、糖尿病患者の治療に活用できると期待されています。

 
 
Source:9to5Mac, Apple
(hato)