ジャコメッティがセザンヌやピカソに言及する場面も 『ジャコメッティ 最後の肖像』本編映像

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 1月5日より公開される映画『ジャコメッティ 最後の肖像』より、本編映像が公開された。

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 本作は、芸術家アルベルト・ジャコメッティが最後の肖像画に取り組む姿を映像化したヒューマンドラマ。芸術家のジャコメッティに肖像画のモデルを頼まれた美術評論家のジェイムズ・ロードが、その制作過程でジャコメッティの意外な素顔を目撃していくさまを描く。

 ジャコメッティを『鑑定士と顔のない依頼人』のジェフリー・ラッシュ、ロードを『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが演じる。監督は俳優としても活躍するスタンリー・トゥッチが務めた。

 このたび公開された映像では、ジャコメッティのモデルを務めるロードが、初めはたった1日の予定のはずが来る日も来る日も終わらない肖像画制作により、飛行機の便を変え、9日目を迎えてしまうところから始まる。映像では見たままを捉え、肖像画に描き出そうとする独特のジャコメッティの目線のカットとともに、彼が影響を受けたセザンヌや親交があったピカソなどに対する見解もうかがうことができる。

 ロード役のハマーは、「この映画の大半を占めているのが、アルベルト・ジャコメッティの創作的プロセスと芸術の性質についての、実に興味深い会話なんだ。すごく面白い映画だよ!」とコメント。実在のロードと知り合ったことで本作の映画化を果たせたというトゥッチ監督も「ジャコメッティは、当時の芸術家の中でも最も雄弁な一人だったし、素晴らしいユーモアと皮肉のセンスの持ち主でもあったんだ。作品中のセリフの多くは、ロードから聞 いたものなんだ」と、制作の裏側を明かしている。(リアルサウンド編集部)