放送作家は楽しい?

写真拡大

放送作家というとどういったイメージがあるでしょうか。テレビ番組の企画を考える人、あるいは台本を書く人。ラジオを聞く人ならおわかりの通り、ひとりで喋るパーソナリティーの向こう側で笑い声をあげる人といったそれぞれのイメージがあるでしょう。ですが、そんな放送作家の実態はなかなかわからないものです。

どのようになるのか?

放送作家の実態が謎に包まれている理由としては、新卒の就職のようにどこかの会社に入って修行を積むといったモデルケースが存在しないことも関係しているでしょう。村上卓史による『放送作家という生き方』(イースト・プレス)は、そんな謎の多い放送作家の生態を、当事者が記した本です。

あるあるネタ

本書は現役の放送作家が、業界の内部を記した本であるため、とても参考になります。放送作家が記した本としては本人の自伝的要素が強いものであったり、あるいは企画術などに特化したものが多くあります。本書にはそうした放送作家本のおいしいところが詰まっているといえるでしょう。著者自身がどのように放送作家になって、そして今現在仕事をどうこなしているのか。変わったテレビマンや業界の内部事情といった、ためになる面白い話が満載です。特殊な世界でありながらも、その仕事にどう向き合ってゆくのか、どう楽しむのかといった普遍的なメソッドも記されており、参考になる要素が多い本になっています。