明秀日立、無失点記録途絶えるもPK戦の末、大阪桐蔭を撃破! 昨年王者・青森山田は今大会No.1ストライカー長崎総科大附FW安藤瑞季の一撃に散る《第96回全国高等学校サッカー選手権大会》

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▽3日に第96回全国高等学校サッカー選手権大会の3回戦が行われた。

▽駒沢陸上競技場で行われた大阪桐蔭(大阪)vs明秀日立(茨城)は、前後半通して1-1のスコアでPK戦に突入し、5-3で明秀日立が勝利した。

▽2日に行われた2回戦で羽黒(山形)に6-0の大勝を収めた大阪桐蔭と、星稜(石川)を1-0で破った明秀日立の一戦。強い風の吹く中で始まった試合は、なかなか得点が生まれない。35分には大阪桐蔭の大深が、ボックス左からシュートを放ったが、枠を捉えなかった。

▽前半をゴールレスで折り返した試合は、後半開始早々に大阪桐蔭が動かす。41分、ボックス左でボールを持った大深が右足でクロスを供給すると、右サイドから走り込んだ北田がヘディングで合わせる。一度はGK 藤田が弾いたものの、こぼれ球に菊井。貴重な先制点を奪取した。明秀日立の県予選から続いていた無失点記録は、8試合目にして破られることに。

▽しかし61分、明秀日立が意地をみせる。左CKの流れから、左サイドでボールを持った橋本が精度の高いクロスを送り込むと、ボックス内の荒井が反応。フリーの状態で足で合わせ、ボールをゴールに流し込み、同点弾とした。

▽その後、白熱の試合は両者譲らないまま後半が終了し、PK戦に突入する。明秀日立が4-3でリードする状態で5人目のキッカーはキャプテンの深見。成功すれば勝ち上がりという場面でしっかりと蹴り込み、ベスト8進出を決めた。

▽フクダ電子アリーナで行われた日章学園(宮崎)vs流通経済大柏(千葉)では、1-0で流通経済大柏が勝利した。

▽2回戦で大分西(大分)を3-0で下したインハイ王者・流通経済大柏は、前半中にスコアを動かすことができず。それでも、67分にオウンゴールで1点のリードを得ると、その得点を死守。健闘した大分西は、不運な形で散ることとなった。

▽青森山田(青森)vs長崎総科大附(長崎)では、1-0で長崎総科大附が勝利した。昨年王者の青森山田は、25分に今大会No.1ストライカーとの呼び声が高いU-18日本代表FW安藤瑞季の得点を許し、それがそのまま決勝点に。長崎総科大附が、準々決勝に駒を進めることとなった。

▽また、昨年のファイナリストである前橋育英(群馬)は、富山第一(富山)に1-0の勝利を収めている。その他の試合結果は以下の通り。

◆3回戦結果

▽1月3日(水)

青森山田(青森) 0- 1 長崎総科大附(長崎)

日章学園(宮崎) 0- 1 流通経済大柏(千葉)

作陽(岡山) 1-1(PK6- 7) 日本文理(新潟)

神村学園(鹿児島) 0- 1 矢板中央(栃木)

大阪桐蔭(大阪) 1-1(PK3- 5) 明秀日立(茨城)

帝京大可児(岐阜) 0- 5 上田西(長野)

一条(奈良) 0- 3 米子北(鳥取)

富山第一(富山) 0- 1 前橋育英(群馬)