肉体改造や体型の維持のため筋力トレーニングを行っているあなた。あるいは今年こそ筋トレを習慣にしようと思っているあなた。早朝、昼食後、退社後など、みなさんそれぞれのリズムや生活週間に応じたトレーニングをすれば良いのですが、実は筋トレを行うべきでないタイミングというものが存在するのです。

入浴の直前は筋肉痛がひどくなるかも

比較的軽度で筋肉痛も伴わない程度の軽い筋トレであれば問題ありませんが、強度の筋トレをした場合は、直後の入浴を避けるべきです。筋トレは筋繊維の損傷を起こし、再構築させることで筋肉をつくるものです。そのため強度な筋トレを行ったあとは筋肉に炎症が起きています。怪我の際を含め、炎症の回復は温めず、冷やすことが基本です。ここで温めると炎症の回復が遅くなり、場合によっては長期化してしまうこともありえます。筋力トレーニングに伴う筋肉の炎症の回復を邪魔しないためにも、トレーニング直後の入浴というのは避けたいところなのです。汗をかいている場合はぬるめか冷たいシャワーをさっと浴びた方が炎症抑制につながります。

勉強や仕事など頭を使う作業の前

筋力トレーニングを行う際、わたしたちの身体で大量に消費されるのがグリコーゲンと酸素です。グリコーゲンは誰しもご存知、糖分からつくられるエネルギー源の呼称ですね。グリコーゲンは肉体活動にはもちろんのこと、特に頭を使う作業の際その多くが使用されます。しかしある程度しっかりと筋力トレーニングを行うとグリコーゲンが枯渇した状態となるので、身体も脳も言わばガス欠状態となり、そのパフォーマンスは大きく低下してしまいます。酸素においても非常に重要で、強度なトレーニングを行った直後は身体も脳も軽度とはいえ酸欠状態となります。酸欠状態は脳のパフォーマンスを著しく低下させ、同時に眠気も誘発させてしまいます。つまり筋力トレーニングを行った直後はろくに頭が回らないということです。頭を使う作業の前の筋力トレーニングはなるべく避けておくべきです。

床に就く睡眠の前

これはけっこう有名な話です。筋力トレーニングを行うとドーパミン、ノルアドレナリンなどの興奮をつかさどる神経伝達物質が分泌され、交感神経が優位になり、いわば覚醒した状態となります。覚醒状態、つまり目がしっかり覚めてしまい、身体は活動モードに切り替わってしまうということ。こんな状態では眠れるものも眠れません。例え無理やり睡眠に落ちたとしても、睡眠の質の低下を招き、翌日の疲れや寝不足に繋がる恐れだってあります。寝る前は運動してはいけないと世間的にいわれている通り、睡眠の前の筋力トレーニングは極力避けておくべきでしょう。


writer:サプリ編集部