ビートたけし「ノーベル賞欲しい」の理由は?お笑いの持論述べる

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1月3日(水)21時より放送される『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(フジテレビ系)の収録が行われ、収録後にMCのビートたけしと出演者の加藤綾子、劇団ひとりが会見を行った。番組には安倍晋三首相も出演。たけしは「安倍さんが来て、冗談言って帰っていったのは最高。堅苦しいこと何も言わなくて、テレビをよく分かっている。テレビの使い方を知っている。偉い」と絶賛した。

一流の世界で活躍する芸能人やアスリートが、嫉妬した人物を告白する同番組。たけしは安倍首相との収録を終え、「これまでも結構話したことはあるんですが、ああいう感じでやっぱり頭はいい。番組で自分がどう動くかというのをよくわかっている。政治の問題を前面に出したりもしない。番組全体のことを考えれば、今日の話も最高」といつもの毒舌を封印して、感謝をしみじみ語った。

劇団ひとりも「総理がスタジオに来て夢みたいでしたね。僕からしたら政界のドンとお笑い界のドンが肩を並べて座っているという。見ていて現実とは思えない不思議な空間でした」と感想を述べ、加藤も「総理が来ると、同じ番組かなと思うほど皆さん背筋がぴんとして……。でもああいう堅苦しくない総理を間近で見られるのは貴重な経験でした」と感慨深げな表情を見せた。

番組では国民栄誉賞も話題に上がったが、「お笑い界でとる人がいれば誰がとりますか?」と問われたたけしは「誰に上げるのかね。お笑いというのは、そういう権威とかと違うところにいてこそ存在感があるんで。お笑いが権威を持つということはあんまり面白くない」とお笑い芸人の国民栄誉賞受賞に否定的な意見を示した。

自身がそれを受賞する可能性についても、自身をピエロに例えつつ「ピエロっていう存在は政治とはちょっと違うんだよ。おいらはピエロを演じているわけだから、権威のあるものをもらえば嬉しいからもらうけどあんまり求めてない」ときっぱり。ひとりが「たけしさんにはとってもらいたいですよ」と話すも「おいらは栄誉なんかいらない」とコメント。

そんな中、たけしは「まあそれよりも早くノーベル賞もらおうと思っているのよ」とポツリ。「カズオ・イシグロっていうのは小説家でしょう。俺も小説書いて、芥川賞、直木賞とかもらったら、ボブ・ディランみたいにノーベル賞候補になれるかも」と述べ、「もしもらったらそれを糧にいかにお笑いに持ってくるかが楽しい。その辺で食い逃げしても、ノーベル賞もらったやつが食い逃げって面白いじゃない。お笑いって言うのは落差。偉い人たちが失敗するから面白いんだよ。そのために欲しい。お笑いのためだよね」と話していた。