新年のあいさつ会で発言する文大統領=2日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、青瓦台(大統領府)で開いた新年のあいさつ会で、「きのう二つの願い事をした」として、「朝鮮半島の平和」と「国民の安全」を挙げた。

 文大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日の「新年の辞」で、平昌冬季五輪への代表団派遣と南北対話の用意があると発言したことを取り上げ、「平昌五輪を南北関係の改善や朝鮮半島平和の画期的な契機にしたいというわれわれの提案に応じたものと評価し、歓迎する」と表明。「政府は北の参加により、平昌五輪を平和の五輪にすることはもちろん、南北平和の構築や北の核問題の平和的な解決につなげられるよう、国際社会と協力し最善を尽くす」と述べた。

 また、「昨年、われわれは国民の安全を脅かす災害や事故を経験し、深い悲しみに陥ったことが幾度もあった」として、「安全な韓国は(2014年の)セウォル号惨事が起こってから国民が持つようになった願いだが、まだ道のりは遠いことを確認した」と振り返った。

 文大統領は「昨年、世界主要国の首脳と会談し、多国間首脳会議に出席して(前大統領を罷免に追い込んだ)『ろうそく革命』が韓国外交の力になっていることを感じた。それは韓国に対する尊重」と語った上で「われわれは強い中堅国として、より主体的で堂々とする時期になった。十分にその資格がある」と強調。「昨年は大変劇的な一年だった。2017年はわれわれの歴史にろうそく革命という偉大な民主主義革命の年として記録されると思う。世界を驚嘆させた世界史的な快挙だった」と評価した。

 一方、今年の目標としては、「雇用創出と格差の解消に注力し、二極化解消の大きな転換点をつくりたい」と述べた。