トヨタ自動車が昨年12月、「車載用角形電池事業」でパナソニックとの協業を発表。併せて2030年にグローバル販売台数における電動車を550万台(電動車比率:50%以上)、ゼロエミッション車(EV・FCV)を100万台(約10%)とする計画を明らかにしました。

同社は2020年に中国を皮切りに自社開発の量産型EVを本格導入する計画で、以降、トヨタ・レクサス両ブランドでグローバルに車種を拡大(中国に加え、日本・インド・米国・欧州に順次)。2020年代前半には10車種以上をラインナップするそうで、FCVについても乗用車・商用車のラインナップを拡充するとしています。

そうしたなか、日経新聞によるとトヨタは提携関係にあるマツダ、スズキ、スバル、ダイハツ、日野、デンソーのノウハウを持ち寄り、7社共同で電動車の開発を加速させるそうです。

おりしも自動車各社では「電動化」に加え、「自動運転」や「コネクテッドカー」(繋がる車)など、次世代技術関連の開発費が増大しており、基盤となる技術を共同開発することで負担を軽減したいのが本音。

米テスラやGM、中国のBYD等が2020年代前半にかけてEV量産拡大期に入るとみられることから、トヨタとしても仲間作りを本格化させることで、実用的でリーズナブルなEV開発を目指すと共に、ラインナップ充実が必要と判断したようです。

トヨタは2020年代前半を目処に「全固体電池」の実用化を予定。 充電時間や航続距離で既存のガソリン車と遜色無い使用性実現を目指しており、今回の仲間作りはそうした新技術の具現化に向けた布石とみられます。

(Avanti Yasunori)

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